発動性向上策:完璧主義の解体のための考え方

免責事項

本稿の内容は素人の考えであり専門性はありません。

発動性向上策

完璧主義にありがちな行動傾向
「30点しか取れないならテスト自体を放棄する」

この行動傾向を解体するために有効かもしれない考え方

◆0≠1
◆1≒100

◆0:    放棄
◆1:    とりあえずやってみた
◆100:完璧な成果 (≒欲望?)

1は、数的には100よりも0に近い。
しかし、心理的には1は100に近いと考える。

1から100までの99という膨大な道のりよりも、0から1までのたった1の道のりの方が貴重、ということだ。
数的ではなく心理的に。

考えられる難点

この考え方に従うと、行動の発動性は高まるかもしれないが、それと同時に、表裏一体の難点も生じると思う。
それは、欲望に惑わされたまま本来的に不必要な様々な事柄へと活力が散逸してしまうことだ。

難点に対する対策

活力散逸を回避するためには、今回提案した発動性向上策を利用する前に「そもそもそれをするべきか?」という判断を行うことが必要なのかもしれない。
ここで言う判断とは、「必要なことをする」あるいは「不必要なことをしない」ために自分にとっての必要性の有無を判定することだ。意思決定だ。

もしこの判断なしに発動性向上策を利用すると活力散逸へ陥りやすいと思う。

図式
◆判断   →発動性向上策→本来的な進展
◆無判断→発動性向上策→非本来的な状態からくる問題

新たな問題

本稿では発動性の低さに対する対策を述べた。
これにより発動性の低さをある程度は改善できると考える。
しかし同時に、活力散逸という新たな問題が生じた。
新たな問題への対策として本来的な判断を挙げた。
よって、「発動性の低さ」という問題は「本来的な判断とは何か?」「本来的な判断はどのように可能か?」という問題へとスライドした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?