躁と鬱の波。
今日は自身の躁と鬱の波の経験談と、その時にやって良かった事をお話していこうと思います。
■波の状態
双極性障害が去年再発して以降、躁の状態にいる自分と鬱の状態にいる自分とその波に気付けるようになりました。
ー躁から鬱に変わっていく時の私の症状
・睡眠障害(睡眠時間が極端に増えたり、逆に不眠が続く等)
・睡眠時に夢ばかり見て現実との境界が分からなくなる
・ずっと夢の中にいるような感覚
・昼夜逆転
・突然の不安や恐怖感
・頭の中にモヤがかかる
・食欲の増減
・自炊が出来なくなる(何を食べたらいいか分からなくなる為)
・外に出るのが億劫
・やる気が起きない動けない
・片づけられない
・言葉が出てこない
・記憶力、集中力、理解力の低下
・感情の欠落
・躁の時の行動や発言での後悔や失敗ばかりを考える
・涙が出る
・ネガティブ思考 等々…
これが酷く悪化すると「死」という事について考える事を止めず、1日酷い時は1日以上飲み食いもせず布団から出られなくなります。
ー鬱から躁に変わっていく時の私の症状
・やる気がみなぎる
・何でも出来る気になる
・活発的になる
・突拍子もない発言や行動をする
・物事の良し悪しが分からなくなる
・話し方の勢いが強くなる
・生活が苦しい中でも散財してしまう
・脳が冴えわたる
・アドレナリンが出てしまい眠れない
・寝ていなくても活動的になる
・常に何かをしたくてソワソワする
・感情のふり幅の異常(突然泣いたり笑ったり)
・人の気持ちが考えられずコミュニケーションが取れない
・物事に集中し過ぎる 等々…
一般的にも症状が大きすぎると波のふり幅も大きく、気分が上がっていても落ちていても最悪な事態に陥ってしまう可能性が少なくないと聞きます。
どちらの症状でも危険な状態にいる事には変わらないのです。
ー安定期
これらの症状が安定し、波が落ち着くと
・睡眠障害の回復(規則正しいリズムで早寝早起きが出来る)
・3食しっかり自炊
・先の未来について考えられる
・働けるようになる
・人と自然にコミュニケーションが取れる
・後先考えた我慢が出来る
・自分の気持ちを大切に出来る
・自分と人を愛せるようになる
・自分を認めてあげられる
・人と比べない
・感情が安定 等々…
波を安定させるには、病院で処方される薬や病気に対しての周りの理解などが必要になってくると感じます。
■症状が強く出てる時にやった事
うつ状態の時はとにかく不安と恐怖心から自分の症状を思い出せず、代わりに付き添ってくれた母が病院の先生と話してくれるという事もありました。
ですが東京にいる私と北海道にいる母、毎度そのような苦労はかけさせられません。
そこで私がやった事は
『症状をメモする』
ノートやスマホのメモ機能等に辛い時には「辛い」「眠れない」簡単な言葉でもメモをするようにしました。
すると後で見返した時にどうして辛くなったかを思い出せたり、眠れなかった日がある事を思い出せました。
次に、日付と天気もメモに追加していきます。
私は見返すと、気圧や気候の変化でも体調が大きく上下している事が分かりました。
そして次は日記形式に。
頭の中で考えている辛い事や悲しかった事、出来なかった事と出来た事を書く事で自分が今どの状態にいるのかが分かるようになりました。
そうしていく事でまずは自分が症状を理解し、人に伝えやすくなったのです。
症状が強く出ていると、どうしても過去現在未来の事を考えるのが難しくなってしまいます。
病院への一歩が踏み出せない方や、辛いを伝えられない方は、試しにメモを取ってみてください。
うつ病は脳の機能障害とも言われています。思考能力の低下が著しかった私にとっては、記録する事が効果的だったのかもしれない。
その時は「何も出来ていない自分」と思うかもしれません。
しかしメモを見返すと、自分がどれだけ頑張って耐えていたか 分かるかもしれません。
ーー躁と鬱の波。
■LINEスタンプ
そんな私が去年躁だった頃、自分で使う為に『躁鬱の時に使えるスタンプ』というLINEスタンプを作りました‼笑
いや、作っていました!
文章にするのは重く見られちゃうけど、スタンプにしたら伝えやすいんじゃないか?と思い作りました。
重く捉え過ぎず、気楽に病気と向き合っていきましょう☺
[躁鬱の時に使えるスタンプ]