人間の体は面白い。(4コマ漫画)
解剖の本を見つける。
思えば、父の実家も母方の実家も、思いがけない不思議な物がたくさんありました。
その一つが、この人体解剖の本。
なぜこんな本が祖父母の家にあったのかも不思議です。
居間の棚に無造作に並べてありましたから、勝手に見て楽しんでいました。
面白づくりの解剖の本
この解剖の本はプラスチック製の固い透明なぺージでできていて、ページをめくると、次々に体の内部がわかるようになっていました。
最初のページは普通に見える裸の人間。
次に筋肉で覆われた人間、
次に肺や腸などの内臓、
最後は、、、 骸骨、という風に。
生々しい人体の内部を うまく表現した本。
つい、引き込まれてしまう。
絵本なんて、家にない。昭和、北海道の一般的な農家では。
当時も図書館や、子供向けの絵本はあったと思いますが、その数は今と比べると、まったく乏しいものでしょう。
それに、市街地から離れた地域では、アクセスも不便だし、基本的に、みんなそんな暇はないし。
そもそも、子供に絵本を与えるという発想すらなかったでしょう。
そんな環境の中で
私は、農業雑誌や、お寺でもらう宗教の本など、目につくものは なんでも娯楽として、読んだり、眺めたり。
好奇心が旺盛というよりは、昭和40年代は 物、情報が少なかったので、何とか自分で楽しんで 時間を過ごさなければならなかったのです。
テレビは すでに どこの家庭でもありましたが、チャンネルも少なく、アニメ以外で面白い番組はありませんでした。
その後
その後、私は看護短大へ進学することに。
この人体解剖の本が、私の人生を決めた!、とは思いませんが、
人間の体が不思議な世界だと、子供ながらに感じていたことは確かだと思います。
今 看護という仕事はしていませんが、人間の肉体について、肉体とつながる精神についての興味は尽きません。
人間とは、かくも面白く、神秘に満ちているものかと。
インスタもやってます ⤵⤵ 4コマ漫画だけを楽しめますよ~🧡