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子供の自己有能感を見つめましょう。

自己有能感って、うぬぼれるということではないです。自分はなかなかやれるじゃん!という気持ちを持ち続けることです。

完璧になんでもできる必要はないんです。大人にも言えますが、特に日本で育ってしまうとなかなか、出来不出来で判断されたり、謙遜していないと生きていけなかったりして、酷しいです。とても残念。もったいない。

せめて、未来を担うこどもたちは、そうあってほしくありません。

昨日、娘とこんな会話をしました。

「今日保育園でなにやった?」

「鉄棒ー。前にぐるんってしたり、後ろにぐるんってしたり、したよ。」

「へえー、楽しかった?どうだった?」

「あたし、鉄棒出来たよ。」

ここで疑問が湧くわけです。鉄棒、やった話今日初めて聞いたけど。それで出来るってどういうこと??後ろって、逆上がり?何で???見たことない。なので引き続き聞いてみました。

「鉄棒、どうやって回るの?くわしくおしえて!」

「先生がね、体を回してくれるの。そしたら出来たんだよ!!」

!!!!!!!!

一般的な思考なら、それを出来たと言いません(笑)。でも、本人には、先生の補助があったら回れる!楽しい!得意!というポジティブな気持ちが感動と共に蓄積されているみたいです。

出来る出来ないで判断されるものではない、有能感の真髄を見せつけられた感じがします。

これを毎日つみあげているのです。本当に素敵。

大人も、小さい有能感を積み上げていきたいですね。でも、回りに報告してたらたぶんアホだと思われるかな。

今日ね、プールでね、けのびで泳げたんだよ。

とか、

あそこのレストランの、ナスはだいすきだよ。

とか、ちょっとね。

だから心に留めなきゃかな(笑)。言ってもいいと思いますけどね。

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