今日は民放の日

登場モノ

本美乃主子：ホンビノス貝の妖精

ホッペ紅子：イチゴの妖精

呼ばれてないのに飛び出した皆さんお馴染、呼ばレンジャー！！見参。

 呼ばれているの？呼ばれていないの？答えはカスタマーだけが知っている。

 見切りコーナーそこでも売れず、萎びちゃってる５人組。その行動はすでに徘徊。 

 呼ばれてないのにしゃしゃり出て、勝手に上がり込んではお茶を飲み 嫌われているのに長っ尻。

その名も我らがヒーロー呼ばレンジャー 聖域なき性戯でこの世の悪と戦う！！

 まだら模様レンジャー本美乃主子（ほんびのすこ）、と 赤レンジャー紅ほっぺイチゴ（べにほっぺいちご）が喫茶店でおしゃべり。 

 イチゴ：ねえねえ、この世の悪と戦うのにこんなところでお茶してていいの？

 乃主子：ア八、ここだけの話ですよ。 

 イチゴ：なになに？ 

 乃主子：私たちの主ったら、今日のお題、民放の日を書けなかったそうです。

 イチゴ：私たちの主…貧乏だからイチゴもホンビノス貝もご縁なさそうなのに、主なんだ…

 乃主子：まあまあ、そんな細かい事は別の機会として、なんでも、いつもの読み間違いで、 「民放」を「民法」と間違えました～って、するつもりだったらしいです。 

 イチゴ：あら、出来てるんならいつも通り、嘘八百で乗り切ればよかったのに… 

 乃主子：それが、いつも通り、モノのさわりだけ検索したらしいんですけど、 「民法」の一番に書かれていることが理解できなかったみたいで… 

 イチゴ：なんにも分からないんじゃ、そりゃ無理ね。「民法」の最初って何が書いてあるの？ 

 乃主子：第１条 １　私権は、公共の福祉に適合しなければならない。 この一行を読んで、挫折、力尽きて寝ちったらしいです。 

 イチゴ：私にも分からないけど、まだらレンジャーは分かるの？ 

 乃主子：ん～、お話は変わるんですけど、私、ビーナスじゃないですかぁ。 だから私らの世界では太陽と言えばアポロン様で、月と言えばアルテミス様なんですね。 どっちも精霊じゃなくって神様なんですよ。

 イチゴ：あなたが、ビーナスって部分で話はもう、眉唾ね。

 乃主子：だからこれは神界の話で、神意識を持っているモノはお金を借りたとか、 ど～でもいいんですよ。私の私権は公共の福祉に優先するぞと思っているんです。 

 イチゴ：あ～、私、分かった気はするかも。つまり、仰っていることが間違いではないにしても、 それは公共の福祉に優先してないなら駄目ですよと。意味不明な金なら潔く返せと。

 乃主子：そうですねぇ、金銭を返却しない理由の主張が法律的に認められても、 それは普通じゃないでしょ！！と、庶民の道理を伝えたい時に使うのかも。

 イチゴ：この国じゃあ、庶民の道理なんて通りゃしないから乗り切っちゃうのかしら？ それにしてもなんだか、いつもと違う意味で、面白くないわね。大丈夫なの？読者離れが心配だわ。

 乃主子：心配ないさ～、読者がいませ～ん。 みんなの希望、民望、マンボー、民法に民放、大騒ぎ！！かもねぇ！！ 

 イチゴ：ますます心配だわ。 

 こうしてまだらレンジャーと赤レンジャーは茶店でお茶をしながら正義を性戯で乗り切ったのだった。 

 スッゴイ、らしいわよ～ン。