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今日はいい肉の日


手羽親王はわずか5歳にして天皇に即位し手羽天皇となった。

まだ政治を担えるはずもなく、祖父のもも肉法皇が院政を始める。


一方、後に手羽天皇の妻となる青首大根姫は7歳の時に父が亡くなると、もも肉法皇の養女として引き取られる。


そしてもも肉法皇の命により手羽天皇と青首大根姫は結婚しわずか16歳の父、17歳の母となる。


しかーし、大スクープ!!第一子の手羽元親王は手羽天皇の子ではなくもも肉法皇と青首大根姫の子であった。


青首大根姫はあのギトギト脂っこいもも肉法皇のエキスを吸って手羽元親王を産んだのだった。


手羽天皇はそれを知って手羽元親王を側に置くことはなかった。


だが手羽天皇は僕の手羽汁を受け止めてくれるのは青首大根姫だけだと思い、その後5男2女の子をもうけるも青首大根姫への疑惑は晴れなかった。


真っ白な青首大根姫はどんなモノのエキスでもグビグビ吸い込みますます己の魅力を増す術を心得ていたからだ。


もも肉法皇は孫と言う名の実子手羽元親王をわずか3歳にして天皇の地位につけ手羽天皇を上皇とした。


そして1129年、いい肉だったねと惜しまれたかどうかは定かでないも、もも肉法皇死去。この時、手羽上皇は人生の再スタートを切りたいと考え青首大根姫と別れ、時代の最先端を行っていた味噌子と再婚。


もちろん二人の組み合わせも抜群で滋味深い。手羽上皇はその後二人の間に生まれたささみ親王を天皇につかせてもいる。


青首大根姫は出家し翌年に亡くなった。臨終の際には手羽上皇が駆けつけ神に仏にと手を合わせ快方を祈った。


コラーゲンたっぷしの手羽天皇と甘みの増した青首大根姫を忍びつつ、冬はやっぱりこの鍋で決まり!!なのは私だけであろうか?


昆布出汁、ポン酢で食べると美味しいよ。まぁ、たまには味噌子もイイけどね。
















大変貧乏しております。よろしかったらいくらか下さい。新しい物語の主人公を購入します。最後まで美味しく頂きます!!