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今日は銀行の日

登場モノ

スラスラ:ハムスライサーの妖精、スーパーモノモデルの従業員、社畜

テラーさん:ATMの妖精、リストラされそう

ATMとは、英語の「オートマチック・テラー・マシン」の略です。
このTellerとは銀行の金銭出納係の事ですからATMとは、銀行の窓口業務係と言えますね。
今日お話しするのはここ、ラブラブ国のテラーさんのお話です。

スラスラがテラーの前で懇願し、土下座をしている。

スラスラ:テラーさん、あなたしかお願いできるモノがいません。どうぞ、哀れと思ってこの僕にお金を貸してください。

テラー:返す当てのないお金を私のところに借りに来ても良いお返事は出来ませんよ。

スラスラ:そこを何とか一つ、お願いいたします。ほら、僕、こう見えてもスーパーモノモデルで無遅刻無欠席でとてつもなく働いているじゃないですか?それって、信用に値しません?

テラー:信用に値するモノならねぇ、土下座なんかしなくっても誰かが助けてくれるんじゃあ、ありませんか?日頃のあなたの行いがあなたに土下座をさせるんですよ。

スラスラ:そんなこと言わずに、これは僕がどうこうと言うための金じゃあないんです。故郷に住む、一人暮らしのおっかさんが、病に倒れて、一口でいいから、メロンが食べたいって言うんです。僕は、僕は、母にメロンを食べさせてあげたいだけなんです。

テラー:あのねぇ、病気って言うのは大概味覚がおかしくなるもんだからねぇ、貧乏さんはメロンじゃなくって、キュウリに砂糖をかけてお食べ!!なんだよね。それにさぁ、先月は、お母さんが死んじゃって、幼い兄弟が…って話を聞いたんだけど。

スラスラ:エッ、そんな事、言いました?僕が?他のどなたかとお間違えでは…テラーさんももう、お年でしょ?

テラー:そうね、私も年で、その上、金ばっかりかかるからリストラだってさ、しかも、そのかかるハズの金がキャッシュレスって、どういう意味?金のない世の中では何か新しい信用が生まれているかもしれないよ。まぁ、どんな時代が来たとしても君に何かを貸す奴はいないと思うけど。

スラスラ:テラーさん、僕の事を透ししちゃっているなら、少しばかり、僕に投資してみませんか?

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