思|不思議な三連休(1日目)
珍しく早起きできた!
どうもにくです。
成人の日がありましたね。
私の成人式の思い出は、気が狂っていたのか
演歌歌手みたいな渋めの赤の振袖に
ぷっくり二重顎に
おばちゃんみたいなヘアスタイルという
なんか上手くコーディネートできなかった
苦い思い出があります。
すんごく凹んだあの頃の自分に伝えたい。
大丈夫!35歳になった頃には、
そんなこともあったなぁ、懐かし〜!って
当時の悲しさなんてすっかり忘れた自分がいるよ!って。
さて、そんな甘酸っぱい思い出も増えたであろう成人の日のおかげで、私は三連休がありました。
とってもとっても濃い三連休だったので、
メモっておこうと思います。
(濃すぎたので、一日目だけ書くことにしました)
美味しいご飯は時空を超える
おやすみ1日目は、マルシェの打ち上げがありました。
渦巻くインフルエンザ、謎の流行病のせいでやむなく来れなかった仲間2人…
また会えるよ!って言っておきながら、正直めっちゃ来て欲しかったから、到着してから「来て欲しかった!!!」とデカめの声で叫んだのは内緒です。
この日は6人集いました。
麓ベースという古民家カフェにて、
お料理の達人、さつきさんのごはんのケータリングを楽しむ会です。
さつきさんも入れて全部で7人。
床に寝っ転がってくねくね動いたり、腕立てをしてキャッキャ言ったり、ご飯を作るさつきさんの周りをウロウロしたり。
みんなでほよほよしていたら
あっという間にご飯が。
きゃー!すてき!
どれもこれも美味しそう!
おにぎりにトッピングして楽しむタコライス、
さつきさん自慢のロースハム、
油淋鶏に肉まん、牛蒡と鶏肉の和物に
生姜の炊いたやつ、
蕪のサラダに、キッシュのようなもの(名前を忘れてしまいました)
わー!きゃー!いいながら
それぞれお皿に取ってゆきます。
わたしは、アチアチのうちに(いただきますもまだなのに)肉まんを。
ひー!おいしい!
皮も手作り!
そのほかもおいちいおいちい!
おいちいだらけ!
きゃふー!これも美味しい!
あれもおいしい!
ハムもしっかり食べました。
主に脇毛の話をしながら食事を終え、
これまたちょうどいいタイミングで
お茶とおやつを差し出してくださるさつきさん。
おやつは、ほっ、と優しい甘さのぜんざいに、カリッと香ばしいカラメルのかかったくるみ、ザクザクのオートミールクッキー!
本当に本当に美味しくて
ぺろりんちょしてしまいました。
途中、ぜんざいの中のお餅の食べ方に迷った私は、皆の目を盗みこっそり指でお餅を摘み、そのままあんぐりと食べてしまおうとしたのですが、その姿をダニエルに見つかってしまい、やむなくそっとスプーンで掬って食べることとなりました。
くそう。見られていたか…。
みんなでチャクラを意識してみる
食後はみんなでチャクラを意識してみることに。
ちーちゃんが師範となり、皆立ち上がり試してみる。まずは倒れない立ち方から。
土踏まずの方に重心をかけるようにして立つと、なるほど、足がぐらぐらしなくなる。
おお、おもちろい。
そして次は、チャクラを通すっていうのかな?
両手で肩を挟み、手の先へと気を通すようなイメージで込める。そうすると肩がぽかぽか温かくなってくる。
それを子宮のあたりで意識すると
ぐらり、とくるらしい。
素直大賞優秀賞受賞のりほちゃんは、もうぐらぐらになっていた。お、おもちろい…!!!
ゆいちゃんの、妖しい温もり
それならば私も試してみたいことがある、ということで、みんなでゆいちゃんのタントラを試してみることにした。
ソファに横になり、ゆいちゃんに子宮のあたりに手を当ててもらう。
ゆいちゃんに呼吸のリズムをリードしてもらい、そのリズムに乗っかってみる。
なるべく何も考えない。
う、うおお?
水と油がぐるぐる、ドレッシングが混ざっていくような感覚がした。
お腹がぽかぽかとしてきた。
も、もっと無心になれたら…!というところで、ゆいちゃんにストップをかけた。
その後、ちーちゃん、りほちゃん、えりちゃん、ダニエル、そしてさつきさん。
みんな体験した。
体験後のみんなの顔は…いうまでもない。
スッキリしていた、とだけお伝えしておきます…。
結衣ちゃんは、妖しい。
怪しいんじゃなくて、奇しいんでもなくて、
妖しい。
大きな愛に包まれた、とっても綺麗な妖しさだ。
その後、いろいろな話をした。
主に、男と女は考え方や身体の仕組みが違うよね、という話。
そんな話にどっぷり浸かり、気づいた頃には夕暮れも夕暮れ。
すっかり暗くなっていた。
さよならの後に
えりちゃんダニエル、さつきさんと
ハグをしてさよならをした後、
車の中は4人になった。
男と女とは…の話をしながら高速を走る。
ワープしちゃいそうな道を抜け、みな名残惜しくなってくる。
は、話し足りないよね…?
車は都市高を降り、カラオケまねきねこへ向かった。
時空を超える8号室
わたしたちは8号室に入った。
何度やっても電気がつかなかったのに、カラオケ店のお姉さんがきたら、パチ!とついた。
なんやねん。
その後、じわりじわりと話をした。
ちーちゃんの深層心理の話になった。
ゆいちゃんとちーちゃんが
心の奥を探ってみることとなったので、
わたしとりほちゃんはソファの端に移動する。
空気が変わったのがなんだか怖くて
私はりほちゃんの手をギュッと握った。
……。
どのくらい潜ったか。
それは深い深い海だった。
とにかく深い。
ちーちゃんは脱力し、落ちるようにして潜っていく。
痛いのが充分すぎるくらいに伝わってきた。
多分私は、途中までしか一緒に潜れなかった。
ちーちゃんが落ちて行ったその先で、色はくるくると変わり、激しい赤がバチバチと来たかと思えば、なんとも愛おしいピンクに変わってきた。
あ、これはもう2人にした方がいいんだと思い、りほちゃんと部屋を出た。
これほどりほちゃんの毛皮が逞しいと思ったことはない。
りほちゃんがいなければ飲まれていたぞ。
ね、もうわけわかんないよね。
これみている方は訳がわからないと思いますが、私の不思議な体験に、もう少しお付き合いください。
りほちゃんとふたり、脚と肩をガクガクと振るわせながら、静かに話をした。
貴重な体験させてもらったね、と話していたら、飲み物を注ぎに2人が部屋から出てきた。
ちーちゃんの少しスッキリした顔を見て安心した。
私は正直、とんでもないところまで歩いてきてしまったぞ、と思ったけど、ぐ、と甘いキャラメルマキアートで流し込んだ。
現実世界はちゃんとある
ドリンクを注ぎ、4人で部屋に戻った時には、ちゃんと現実へ帰ってきていた。
よかった。
せっかくだから歌うことにした。
みんなの選ぶ歌が、なんだか今日起きた出来事にぴったりでみんなで笑った。
うわははは!すげー!ぴったりじゃん!!!
途中からあまりにピッタリすぎて正直怖かった。
長い1日の後、少し掠れた声で歌う歌は、
気持ちがよかった。
長い長い1日を終え、ゆっくりと湯船に浸かった。
なぜ、私はこんな不思議な体験をすることになったのだろう。
なぜ、こちらの世界に来たのだろう。
そう考えると、ワクワクする。
妄想でしょう、目を覚ましなよ、と思われるかな。
でも本当なんだもんな。
それに、妄想でもいいんだ。
この世界が気になって、もっともっと見てみたい。
そうこうしていたら、翌々日にこれまた不思議な縁でとある人とお話しすることになったので、このお話はTo be continue…です。