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机の上に 捨てられるように置かれた花束 きみのことを 誰かが思っいたって 本気で思っているの…
溶けてなくなってしまえるものなら いつか粉々に砕けて 消えてしまえるものなら 良かったとで…
その名前は愛だよ 君が教えてくれることはいつだって世界の真理みたいで その実そんなことはま…
この世界が真っ白であったなら きっと誰も塔を建てることなんて しなかっただろうな 空も海も…
君が教えてくれたことが たくさんこの足の裏には書いてあって 痛い痛い痛い痛い 泣きわめこう…
貴方の物語をたどるように この脚は伝承を追う この服は水色ではないけれど 兎の案内人もいな…
なんとなくそれっぽいことを言って なんとなくそれっぽいフォントを使って なんとなく なんとなく この頭が真っ白になってしまえば良いのに この言葉に吐き気がしているのは僕だよ 僕が一番何も信じていられないよ きらきら ポスタリゼーションみたいな視界で 君の顔だけが やけに美しく見えた 醜く見えた 大好きだよ だから 死んで欲しいんだよ ▼詩集「きみのことがきらいだ」 https://nikumaru-shobou.booth.pm/items/1428282
愛のことを誰だって 本当は理解したくはないんだ どの掌の上にも違う天秤が乗っていて 「もし…