黒豆しょうゆおこわ
以前知人に、茶色い醤油味のおこわをいただきました。甘じょっぱくてとても美味しかったので、さらに黒豆も加えて味の記憶を頼りに再現したものです。
ネットで調べてみたら、新潟県の長岡市の郷土料理に長岡赤飯というのがあり、こちらはささげ豆が入った赤飯で、甘じょっぱい醤油味の赤飯のようです。これも美味しそうでした。いただいたものは豆は入っていませんでしたが、これに近いのかもしれません。
もち米を蒸かす途中で、汁を吸わせるやり方は、料理研究家の堀江泰子さんの赤飯の作り方を真似してしています。この場を借りてお礼申し上げます。
[材料]
・もち米600g
・黒豆60g
・調味液
醤油50g
砂糖24g
料理酒60g
水150g
[作り方]
もち米、黒豆はそれぞれ優しく洗って、別々に一晩浸水する。
黒豆を、戻した水ごと鍋でコトコト柔らかくなるまで煮る。煮あがったら、豆だけをボウルに取り出し、醤油小さじ1(分量外)を回しかけておく。
もち米をザルにあけ、よく水気を切る。ザルの下を手でトントンと叩いてさらに水気を切っていく。
大きなボウルに調味液を入れて混ぜ、砂糖を溶かしておく。
蒸し器の湯をわかす。もち米の下に蒸し布か、クッキングシートを敷いて、上にさらしなどをかけて(水滴がもち米にかからないよう)、蓋をして強火で20分蒸かす。
火を止めて、(※やけどに注意)もち米を取り出し、調味液の入ったボウルにあけ、混ぜながら調味液を全部吸わせる。
再び蒸し器にかけ、強火で10分蒸かす。
蓋を開けて様子を見て、(※やけどに注意)硬いようなら振り水をしてさらに5分蒸かす。
蒸かしあがったらバットにあけ、黒豆を合わせる。