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自分の好きなところのお話①

私には自分の好きなところがない。

先日友人がnoteで「自分の好きなところ」の記事を書いていた。ほぉ~、面白いなあと読み進めるのと同時に、私の場合ならどうかな?と考えた。

すぐに思いついたのは、私には自分自身の好きなところがないということ。外見・内面どちらも好きなところはない。

ただ、“好きなところがない=嫌い”ではない。ここを書かないと誤解を招くかもしれないので、丁寧に説明してみる。

“好き”というのは自分自身の受け止め方の1つだと思っている。自分自身に好きなところがあると、気分が上がったり周りに何と言われようと動じない安定感につながったりと良い点もある。

ただ、今の私には“好き”という言葉で自分自身を受け止めるより、“不思議で面白いなぁ”という言葉で受け止める方がしっくり来ている。

好きの代わりに、私って不思議だなぁという感じと、その謎を面白がる受け止め方を採用している。

不思議だなぁと感じるのは、好きとか嫌いとかの前に、どうして私はこういう私なのだろう?と純粋に思うからだ。(卑下ではない)

私の特徴は穏やか・こだわりがない・のんびり・人間が好き・相手を思う気持ちが強い・運がいい・面白いものが好き・意外性や偶然性を大切にする…などなどだが、どうしてこの私がこうなのだろう?と常々思っている。

そして、どうしてこうなのだろう(=謎)と感じ、おっもしれぇなあ!(=謎を面白がる)と常々思っている。もしかしたら一歩引いた目線から自分のことを捉えているのかもしれない。

好きではないし、嫌いでもない。こういう私が面白いと思うし、なるべく活かしてやりたいと思っている。

もしかしたらいつか急に、好きと思いたくなるタイミングが来るかもしれない。それならそれでいいし、タイミングに合わせて好きになるだけ。

それでも今は謎を面白がる感覚がしっくり来ているから、これでいいのだと思う。

私は自分の好きなところがない。でもそれもいい。

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