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バーチャスティックハイグレードを改造するその4

前面からレバーとボタン部分にアクセスできるよう、ケースを改造する。

超原始的にナットを接着して解決。力こそパワー

その3までの改造で、8ボタン化は一応完成。その4では天板を前面からアクセスできるようにケースの加工をしていく。以下でいう②の工程だ。

①.VSHGの天板に穴をあけて8ボタン化する
②.天板を前面からアクセスできるようにする
③.内部基板を交換して、現世代機でも使えるようにする

用意するのはM4の六角穴付きボルト6本(10mm~)に、M4の爪付きナット6個(こっちもネジの長さに合わせる。10mm~)。爪付きナットというのは木工用の埋込みナットで、文字通りツメがついたもの。

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ネジやナットはAmazonで買うと高い(大体マケプレで送料も別途かかったりする)ので、パーツ屋かモノタロウあたりで買うのがオススメ。一応、参考情報としてAmazonのリンクを貼り付けておく。

ここからの手順は実に単純。
M4の爪付きナットをネジ穴にあわせてケースに固定するだけで終了だ。
固定ができればケースとナットをくっつけるものは何でもよい。一番お手軽なのは両面テープだが、耐久力に難があるため、今回は接着剤とホットボンドの組わせでいくことにした。

まずは接着。以前別の用途のために購入したシアノンDWが余っていたので、これを爪付きナットの広い面に塗り、ネジ穴にあわせてケースに貼り付ける(接着剤は何でもよいが、鉄板とプラスチックをくっつけられるものを使用すること)。

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爪付きナットにしているのは、このときの接着面を広くしたいからにほかならない。普通のナットだと接着面が狭いので、衝撃がかかった場合の不安がある。爪付きナットを貼り付けたら、ボルトを締めて押し付け、ケースにナットがくっつくまで放置。

ナットが接着剤でくっついたら、ホットボンドで周りを補強。いわゆるグルーガンを使ってがっちり固めていけばよい。グルーガンは100円ショップなどで買えて便利なので、一つは持っておきたいアイテムだ。こちらも参考までにAmazonのリンクを一応貼り付けておく。

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ホットボンドが固まったら表からボルトを締めて完成である。

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これで前面からレバーとボタンにアクセス可能となり、メンテナンス性が格段に向上。既存のアケコンと比べても見劣りしない状態になった。ちょっとの手間でできる簡単な改造なので、VSHGだけではなく、手持ちのアケコンのメンテナンス性を強化したい場合は参考にされてはいかがだろうか。

次回へ続く。

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dameo / だめ夫
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