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サターンのツインスティック天板をなんとかする その1

いきなり前途多難。

はんだの表面張力が……

金鋸でざぐりを気合で削り取ったのが前回のお話。

今回はひとまず天板右側の穴をはんだでなんとかしていく。なんとかしていくといっても何でもない、たんにはんだを流し込んでいくだけだ。あまり天板の穴埋めをするという事例を見たことがなかったのでネット上を探してみたが、多分以下のサイトの方くらいしかいなかった。ただ、この方が相当詳しく書いているので非常に参考になる。

なるほど。亜鉛鉄板を使って……はんだはつなぎこみに使う感じか。

0.25ミリ厚の亜鉛鉄板を天板に半田付けしています。手持ちの150Wの半田コテと、半田はNASA御用達のアルミットを使用。

鉄板はないので一旦メッシュでやってみることに。まずは穴をガムテープで塞ぐ。ガムテープなのはYoutubeで見かけた板金修理動画でやっていた手法をそのまま模倣したに過ぎない。

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表から見るとこんな感じに塞げた。

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あとはここにメッシュおいて、はんだを流し込んでいくわけだが思いっきり失敗してしまった。作業工程を撮る余裕がなかったので最終形をいきなり出すが、こんな体たらくである。

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はんだが表面張力をたもって丸まってしまい、全然穴が塞がる気配がなかったのでなんとかはんだコテで慣らしたのだが慣らしていると丸まってしまい、うおおおとやり続けた結果謎の現代美術が出来上がってしまった。白光さんによると促進剤(フラックスとは違うのか?)みたいなのがあるとのことで、それを使えば多少はマシになっていたかもしれない。

ちなみに、裏側はこんな感じに仕上がった。真鍮のメッシュだからかどうかは知らないが、はんだの食いつきがよくない……。

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仕方がないのでこちらはソフト99のうすづけパテでどうにかする。というかした(ただし、のちにこれは削り落とすことになる)。

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あとはこれを裏表両方磨いて真っ平らにしていく。

結局シリーズ化の流れになりそうだ。次回へ続く。

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