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バーチャスティックハイグレードを改造する番外編2-2

USBケーブルを着脱式にする試みの続き。

無駄に(配線を)コネクタ式にしてみる

バーチャスティック(後期)の改造がはかどらないのをいいことに、バーチャスティックハイグレード(改造品)のUSBケーブルを脱着式にするこの企画。前回はUSBレセプタクルをとりつけるところまで進めたので、中の配線をやっつけていく。

なんとなくメンテナンスがしやすいように内部のUSBのつなぎこみをコネクタにしてみる。とはいってもかしめる器具もないうえに、自分は致命的にかしめが下手なので出来合いのファン用電源延長ケーブルをぶった切ってそれを継ぎ接ぎすることに。昔買ってまったく使っていなかったので有効利用。

USBケーブルの配線はシールドを含めると5本だが、自分が犠牲にしたケーブルは内部が4本のみだったので4ピンで問題なしだった。

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ファン用電源延長ケーブルを半分に切断して、USBレセプタクルに刺すケーブルと繋ぐ。

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あとあと思ったのだが、USBレセプタクルに普通のUSBケーブルを接続するとガワのプラスチックと干渉して根元部分にかなりのテンションがかかる。L字のものを用意して、それで接続するのがおすすめ。試す方はご検討を。

補強のための熱収縮チューブをかませたら……

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配線同士をはんだ付け。ねじってやればいいのだろうが、横着してそのまま無理やり。ちなみに、配線のはんだ付けに関しては以下のページが参考になるので、一度は読まれるとよいかと思う。

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熱収縮チューブをヒートガンやドライヤーで温めてやれば完了(ヒートガン使っていたので写真とれず)。もう一方も同じようにこしらえ、本体内部にねじ込んで完了。

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よくわからない感じにフラッシュがたかれて、昭和の写真みたいになってしまった。先に挙げたように、USBレセプタクルに挿したUSBケーブルの根本がぐりんとねじまがり、かなりテンションがかかっている。一応、根本をボンディックで補強はしているが、耐久性については不安が残る。

ついでに、前回の記事で紹介した叢雲商店さんのノイトリックカバーキットをつけたらいい感じになった。

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一旦、これでUSBケーブル脱着にまつわる改造は終了。あとはバーチャスティック(後期)でやって意外とうまくいった塩ビシートの天板きせかえの実装と、ボタンを追加したときに鉄板の穴あけにしくじってボタン経が広がりすぎたものを修復するくらいだろうか。後者に関しては溶接ができないので、車の板金よろしく、パテを使って隙間を埋めるという方法を試してみたい。これがうまくいけば多少の穴あけをしくじってもリカバリーがきくようになる。

バーチャスティックの改造はまだまだ続く……。日々是精進。

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