なぜ水を飲むべきか②

十分な水分摂取がないと罹りやすい病気を考えるにあたって、大人は水分が不足しがちなのではないか、その理由についても考察しました。

横紋筋融解症+急性尿細管壊死(急性腎不全)をどうやって判定するのか、そしてどうやって治療するのかの記載はたくさんあります。

ちなみに腎臓の機能は典型的には1~3週間以内に正常またはほぼ正常に戻るとされていますが、
他にも基礎疾患がある人などは、長期的な死亡率が上がるとのことです。
腎臓は重要な臓器なので、当然ですよね。

しかし、その後どうすればいいか、というのは情報が乏しいです。

こんなものになるということは、そもそもなりやすい運動をしたいわけですから、回復した後も続けるのかという問題が生じます。

4週間経ってから、徐々に再開するという文献もあり、腎臓内科医によるとこれで差し支えないようです。

が、エビデンスがないが意見・経験則として、運動やる前に500ml程度水分を十分に取ってから、が良いのではないかとのことでした。

また、こまめな水分摂取、日中は15分に一回は50ml程度はとるといいのではないかと意見をもらいました。

2時間ごとにペットボトル1本分くらいですね。

水分は、日にちによる変動も、人による個人差も、コンディションによる差もあるし、病院にいない限りなかなか正確に測れないから、おそらく量的なデータがあまりなく目安が作れないのかなと思いました。

腎臓内科医には、こまめに水分をとって、トイレを我慢しないようにした方がいいとのアドバイスもありました。

僕もそうですが、大人になって、水分が少ないなという日が結構あるのではないでしょうか、
僕は起床してから1.5−2Lくらい水を飲んでいますが、すぐにトイレに行きたくなる日もあるし、全然行きたくない日もあります。

以前僕が付き合っていた彼女は、日中仕事が忙しく、トイレにあまり行きたくないから、飲まないようにしているといっていました。このように仕事の緊張感があるから、なるべくトイレは近くないほうがいいという意識もあるのかなと思います。

例えば、小学校では、40分くらいの授業だったと記憶しているのですが、大学生では90分の授業になって、しかも基本トイレ行けませんよね。仕事になると、数時間ぶっ続けという方も多いでしょう、例えば電車の乗務員なんて、結構行けないと思うのです。

また、大人になると、カフェインが増えてきます。朝からコーヒーを飲んだり、味付きの飲み物というと、基本的にカフェインが入っているんじゃないでしょうか。仕事で集中しなきゃいけないというのも、動機になるのではと思います。

さらに、子供の頃は、休み時間に水道の蛇口がたくさんあり、すぐに水が飲めたと思うのですが、大人になると、自分で持ってこないといけません。大体は金がかかりますし、コンビニに行ったり、自販機で買わないといけません。そこで、まあ飲まなくていいやとなりがちかもしれません。

ちなみに、運動中に十分な水分を取ると、主観的な運動強度が下がることがわかっています。つまりパフォーマンスに影響するということですね。

僕は、運動毎日のようにしていますが、水は水道水で大量に飲みますし、水筒を持っていてどこでも飲めるようにしています。

トイレなんて気にしません。

水が足りなかった日は、集中力とかパフォーマンスが低く、疲れやすくなります。

パフォーマンスを上げるには、カフェイン取りまくってシャキッとするのもいいですが、水を飲みまくるのも選択肢に加えてもいいかもしれません。