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noteを伸ばすキーワード戦略

「noteを収益化したいけど、なかなかうまくいかない…」
「フォロワーがぜんぜん増えないし、記事も読まれなくて辛い…」

こういった悩みに応える記事です。

この記事では、以下の本を参考にして「noteを伸ばすキーワード戦略」について解説しています。


この記事を最後まで読むと、noteを伸ばす方法を理解できます

「noteで収益化したい」「noteを利用して仕事を獲得したい」と考えている方は、続きを読んでみてください。




noteはキーワードが9割

noteを利用したビジネスで成果を出せる人と出せない人の差は、以下のとおりです。

・成果を出せる人:フォロワー数を気にせずに自分なりのキーワード戦略を行えている人

・成果を出せない人:フォロワー数の呪縛に取り憑かれている人

noteは、キーワードで成果が大きく左右されます。

あなたがインフルエンサーや人気者になりたい場合は、フォロワー数は重要です。

しかし、ぼくと同じように「noteを収益化したい」「noteで仕事を獲得したい」という気持ちがある方は、フォロワーよりキーワードを意識してみてください。

キーワードを組み合わせて専門家になる

ここで1つ問題です。以下の言葉から、あなたは誰を思い浮かべますか?

・長崎
・50代
・ミュージシャン
・俳優

ファンはわかるかもですが、まだわからない方も多いでしょう。

では、以下ではどうでしょうか?

・長崎
・50代
・ミュージシャン
・俳優
・龍馬伝
・桜坂
・ガリレオ

ここまで情報を出すと「福山雅治さん」が思い浮かぶでしょう。

福山さんの写真なんか出してないですけど、あなたはキーワードのみで福山さんをイメージできました。これが、noteキーワード戦略の基本となります。

noteで認知されない一番の理由は、あなたを表現するキーワードが定着していないからです。イメージしようがないんですね。

言い換えると、あなたをイメージできるキーワードを増やしていくことで、noteで認知されるようになります。

つまり、ネット上で存在感を上げるということは「あなたという人間を表現するキーワードをたくさん、深く浸透させること」です。

闇雲に感覚で発信してる人の多くが埋没している理由は、キーワードを認識できていないからです。

【キーワードを定着させる3の法則】

そして「キーワードを残す=相手に認識してもらう」ために大切なことは、1回発信しただけでは浸透しないということです。

これを「3の法則」といいます。

・人は最低でも3回は目に触れないと認知されない
・人は3回、違うところで同じものを目にすると認識する傾向にある

テレビCMを出稿するときも、広告代理店はメインターゲットが最低でも3回触れるような放送時間帯をプランニングします。

同様に、売れている本がよくやる戦略として「自身のSNSやホームページで告知する→電車広告を掲載する→店頭で手にしてもらう」というのもあります。

要は、1回だけ触れた程度じゃ、お客さんに認知すらされないということ。

だからnote発信者は、読者に認識してほしいキーワードを何回でも、複数のメディアで発信することが重要です。

しつこいくらいに発信して、専門家であることを読者にアピールしましょう。

偏差値51以上あるなら堂々と専門家を名乗っていい

ぜんぜん認知されていない、有名でもない状況で、発信者の誠実さだけを見て信用するのは難しいでしょう。

何の戦略もなくただ発信しているだけでは、もっと信用されるのが難しくなります。

noteを利用してビジネスを展開する際には、最初に自分という人間、キーワードで語れるプロ、専門家であることを説明する必要があります。

こんなことをいうと「自分が専門家なんて、自信がないよ…」と感じて、発信をためらう方も多いでしょう。

しかし、誰しも何かしら得意なことが1つや2つはあるものです。それはWebライターの副業かもしれないし、TOEICの点数かもしれません。

仮にWebライターの副業で月1万円でも稼げているなら、専門家を名乗れるレベルです。

「いやいや、月1万円稼げてるくらいで専門家は名乗れないよ」と思うかもしれません。

しかし、月1万円稼げている人より、稼げていない人のほうが多いんですよ。

実際、ぼくがクラウドワークスで集計したアンケートによると、収入が月1万円超えているWebライターは16%でした。

Webライター歴半年以内の方を対象にしたアンケート結果

稼げていない人からすれば、稼げている人の情報は参考になります。

つまり、月1万円稼げている人は、月1万円稼げていない人の教師になれるんです。

専門家を名乗るのに「ブログ月収100万円」とか「TOEIC900点以上」なんて必須ではありません。

偏差値が51以上ある分野では、堂々と専門家を名乗っていいです。

フォロワーではなく「ビジネスファン」を増やすべき理由

note運用で重要なのはフォロワーではなく、あなたにお金を払ってくれる「ビジネスファン」です。

仮にフォロワーが1万人いても、お金を出してくれるビジネスファンを増やさないとビジネスになりません。お金を払ってくれませんからね。

だから、闇雲な相互フォローやフォロバ100%はやめておいたほうがいいです。

ビジネスにおいて重要なのはフォロワーを増やすことではなく、何度もいうようにビジネスファンを増やすことです。

ビジネスのためにnoteを利用している方は、フォロワーを増やすより、ビジネスファンを増やすことを意識してみてください。

次で、ビジネスファンについて詳しく解説します。

ファンとビジネスファンの違い

ビジネスファンとは「お金を出してでもコンテンツに触れたい」と考えている人たちです。

例えば、あなたがひろゆき(西村博之)の本を買ったとしましょう。この場合、あなたはお金を出しているので、ひろゆきのビジネスファンといえます。

ビジネスファンと勘違いしがちなのは「ファン」です。

ファンとは「好きだけど、お金を出したことはない」という人たちを指します。

宇多田ヒカルが大好きでも、1円もお金を使ったことがない場合、それはファンです。

ファンを何万人増やしたところで、ビジネスにはつながりません。

くりかえしですが、ファンではなくビジネスファンを増やしましょう。

ビジネスファンを狙って発信する

ビジネスでnoteを利用しているなら、最初からビジネスファンを意識して発信すべきです。

noteでビジネスをしている方は、試しに100円でも良いので何か売ってみてください。ぜんぜん売れないと思います。

闇雲にフォロワー(ファン)だけを増やしても意味がないといっている理由は、ここにあります。

「今日は大好きなラーメン屋に」というコメントと大盛りのラーメンの写真を載せたインスタグラムの投稿、けっこうな数の「スキ」がつくでしょう。ラーメンや動物、子どもたちは「スキ」がつきやすいテーマです。

しかし「スキ」をつけた人があなたにお金を払うでしょうか?ビジネスにつながるでしょうか?

これがファンとビジネスファンの違いで、何となく好きなのか、もしくは「お金を払うだけの価値を感じているのか」が大きな違いです。

ファンと違って、ビジネスファンは発信者の狙いで作れます。ファンのような、あやふやなものをコントロールするノウハウは存在しません。

しかし、ビジネスファンに関してはある戦略+作戦で獲得できます。

次で、noteのキーワード戦略をお伝えします。

noteのキーワード戦略3つの手順

noteのキーワード戦略は、以下の手順でおこないます。

1.自分に関するキーワードを書き出す
2.書き出したキーワードを3つに絞る
3.サブキーワードを決める

順番に見ていきましょう。

手順1:自分に関するキーワードを書き出す

最初に、自分に関するキーワードを書き出しましょう。

キーワードは、学歴・職歴・性格など、何でもいいです。自分をアピールできるキーワードをすべて書き出してください。

日常生活で意識していなくても、30年や40年も生きていると、どんな人でもキーワードは必ずあります。最低でも10個は絞り出してください。

参考までに、ぼくのキーワードを以下に書き出しました。

・愛知県名古屋市の出身
・小学5年生のときに囲碁を始める
・囲碁7段
・大学生のときに全国大会に出場
・キャリアコンサルタントの資格を取得
・Webライター
・SEO上位100回以上
・SNS総フォロワー3,000人超
・マーケティングジャンル150記事以上執筆
・noteでWebライターの仕事を獲得 など

書き出したキーワードですが、すべて知っている人はいません。上記すべての情報を、誰かに伝えたことがないからです。

このステップで重要なのは、キーワードをなるべく多く出すことです。次のステップで、キーワードを絞ります。

手順2:書き出したキーワードを3つに絞る

書き出したキーワードを3つに絞りましょう。多くても5つまでにします。

5つ以上だと発信内容が曖昧になり、何を伝えたいのかわからなくなるからです。

ぼくの場合、先ほど書いた10個のキーワードのなかから、以下3つに絞りました。

・Webライター
・note
・マーケティング

基本的に上記3つのうちどれかを意識して投稿しています。

「この人は何の専門家なのか?」を読者に覚えてもらうためにも、キーワードを3個に絞ってみてください。

【キーワードを絞るポイントその1】

「う~ん、まだうまく絞れない…」という方は、ビジネスで絞ってみてください。

くりかえしですが、note発信の目的は有名人になることではありません。

「私はこんなに辛かったのよ」と同情してもらうことでもありません。

noteを利用しているのは、ビジネスにつなげるための戦略です。感情的なキーワードはビジネスに直結しにくいため、なるべく避けたいところ。

そのため、どういう人が自分のビジネスファンになるのかを考えながら、数を絞ってみてください。

ぼくもビジネスにつなげることを意識して「Webライター」「note」「マーケティング」に絞っています。

ビジネスにおいて「囲碁7段」とか「全国大会出場」なんて、どうでもいい情報です。

「俺は囲碁7段で、大学生のときに全国大会に出場したんだぜ」といったところで、誰もお金を払わないでしょう。奇跡的に「すごい」と思われても、ビジネスにはなりません。

ここが重要で、ビジネスにならないキーワードは捨てましょう。磨くより削ることで、自分の専門性をアピールできます。

【キーワードを絞るポイントその2】

ビジネスで絞るだけでなく「現在進行形」のキーワードを選ぶこともポイント。

現在の自分のお客さんにつながなければいけないからです。過去の栄光に頼ったところで、ビジネスにつながりにくいでしょう。

「東大出身」とか「大手企業に入社」などといったところで、ビジネスにつながりません。

ぼくも囲碁のキーワードは捨てて、現在に近いWebライターやnoteのキーワードで発信しています。

ビジネスでnoteを利用している方は、現在に近いキーワードを優先してみてください。

手順3:キーワードは定期的に見直す

note初心者は、手順2まで地道に続ければいいです。しかしnoteを長く続けているうちに、やることは変わってきます。

例えば、noteの収益化がうまくいって、YouTubeで集客を始めた人がいるとしましょう。

この場合、メイン3つのキーワードに「YouTube」が加わるかもしれません。

キーワード選定のポイントは、今あなたが本気になってるビジネスのなかから3つのキーワードを選ぶことです。

だから、ビジネスが変わらなければキーワードを変える必要はありません。

一番の見込み客は、あなたが今一番がんばっている分野のなかにいます。

noteでビジネスファンを増やすコツ

noteでビジネスファンを増やすコツを解説します。

・有益な情報を発信する
・挑戦していることを発信する
・実体験を発信する

「ビジネスファンを増やせる自信がない…」という方は、参考にしてみてください。

有益な情報を発信する

読者にとって有益な情報を発信しましょう。読者があなたの発信を有益だと感じると信頼性が上がり、ビジネスファンになりやすいです。

発信者そのものではなく、発信しているジャンルの専門知識・経験・ノウハウなどでビジネスファンが生まれます。

例えば、ぼくの場合Webライターやnote運用について発信していますが、読者の本業(営業や医療など)については、読者のほうが詳しいです。

それでもコンテンツが売れるのは、ぼくがWebライターやnote運用の専門家だからです。

つまり、あるジャンルに特化した知識と経験があれば、ビジネスファンを作れるということです。

あなたの専門分野で有益な情報を発信して、ビジネスファンを増やしましょう。

挑戦していることを発信する

応援してもらえる人になるために、あなたが挑戦していることを発信してみてください。

例えば、以下の挑戦が考えられます。

・フリーランスになるために副業をスタート
・副業で月5万円稼ぐ
・noteの毎日投稿を継続する
・資格の勉強を始める
・婚活を始める など

読者があなたを応援したくなるのは「目標に向かって一生懸命にチャレンジしている」「失敗しても諦めずに前向きに生きている」と感じたときです。

なぜぼくらは、漫画やアニメのストーリーに惹かれるのでしょうか?

それは「仲間と力を合わせて勝利を掴む」というストーリーが好きだからでしょう。

これはnote運用にも応用できます。困難に直面しながらも諦めずに挑戦する人を、読者も応援したくなります。

重要なのは、ストーリーは期待から始まり、その期待に向けて迷いながら進んでいくということです。

「年収1億円達成する」「豪邸に住む」などの、大それた目標じゃなくても大丈夫です。

小さなことでいいので、挑戦していることを発信してみてください。

実体験を発信する

共感を得るためにも、実体験を発信するのがおすすめです。

読者が共感するのは「自分の考えと同じだ」「自分のことを理解してくれた」と思ったときです。

「SNSは共感を得ることが大切だ」なんてよく聞くと思います。

共感を得るコツは「疑似体験」です。当たり前ですが、イメージできないものに人は共感できません。

多くの発信者が一方的な発信内容で優越感に浸っているから、共感を得られないんです。

相手の状況を理解し、感情を図ることで自分も同じ感情になる。経験がなくても、相手の感情を共有できる能力が人間にはあります。

同じ経験じゃなくても、似たような経験さえあれば記憶と照らし合わせて共感できます。

実体験を発信して、読者からの共感を得ていきましょう。

ビジネスファンを失わないためにも、何をいわないかを決めておく

noteのキーワード戦略を学んだことで「選んだキーワードで発信してみよう」と考えているかもしれません。

何を発信するかも大切ですが「何をいわないか」も同じくらい大切です。

何をいわないかについては、著名人やタレントから学べます

例えば、ある国民的アイドルグループのメンバーは喫煙者ですが、その話はしないですし、写真にも残しません。あるロックミュージシャンは教員免許を取得していますが、プロフィールに載せていたのに途中で外したそうです。

noteでの発信も同じで、いわないことを決めておくべきです。

「自分のすべてを知ってもらって好きになってもらう」というのは、傲慢な考えです。そんなやり方でビジネスファンになってもらうのは、宝くじが当たるのと同じように難しいものです。

あなたが伝えたいことは、たくさんあるでしょう。キーワードを絞って「これはいわない方がいい」「このキーワードについては発信しない」と決めることをおすすめします。

ぼくがnoteでいわないことを以下にまとめたので、参考にしてみてください。

・ネガティブで終わる話を投稿する
・政治や宗教などの話を投稿する
・第三者を名指しで非難する
・「昼食ナウ」などの、中身のない投稿をする
・嘘をついて自分を大きく見せる など

おわりに:キーワードを活用してnoteを収益化しよう!

noteのキーワード戦略について解説しました。

「キーワードが9割とか盛りすぎやろ」と思うかもですが、9割といっても過言でないくらい重要です。

キーワードを活用できないと、いつまで経っても「こいつは何について発信しているんだ?」となりがちだから。

「有益そうやから、とりあえずフォローしとこ」と思われるには、キーワードを決めて発信することが大切です。

この記事の内容を参考にして、メインとなるキーワードを3つ考えてみてください。

noteを収益化するためにも、キーワードを活用していきましょう。


noteのキーワード戦略についてお伝えしましたが、参考にした本の一部を紹介したにすぎません。

より本格的にSNSのキーワード戦略を学びたい方は、本書を手に取って読んでみてください。

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