Fujifilm X-T30で良いんじゃないか?
普段はニコン機をいろいろ使っていますが、小型セカンドカメラとして富士フィルムのX-T30を使っています。購入して3年ほど経ちます。使ってみた感想をまとめます。購入検討している方などのご参考になれば嬉しいです。
簡単に言うとX-T30は、【スペック十分な贅沢小型機】
スペックをすぐ追ってしまう筆者は、スペックの取捨選択具合が絶妙だと感激しました。かいつまんでスペックをご紹介しますと、
【Xマウントミラーレスカメラ|フジ第4世代エンジン・センサー搭載|APS-C|2,610万画素|ISO160~12,800標準|4K29.97p|EVF有|手振れ補正無し|内臓フラッシュ有|センサークリーニング有|Wi-Fi/BT有|防塵防滴無|118.4x82.8x46.8 mm|383g|2019年3月発売】
現在最新のX-T5が第5世代みたいなので1世代前の機体になります。(あまり精通していないので間違っていたらごめんなさい)
購入した経緯とレンズ
主な購入目的は”出勤やちょっとした散歩で持ち出す”ためです。というのも、数年前より参加している写真ワークショップにて、継続して撮り続けることの大切さを学びました。それまでの筆者はデカ重い一眼レフカメラを背負って「よーし、撮影いくぞ!」と海や山に出かけることが多かったです。いまでは、近所や毎日見る風景の中でいかに作品を得られるかに挑戦しています。・・・発展途上でまだまだですが。
撮影がメイン目的でない、別目的の旅路に沿えるカメラ。そんなカメラを探したわけです。条件としては【手提げ鞄に収納できる|RAW画像を撮れる|35mm~50mmの画角】と定めました。
想像にたやすく、最初はGRを購入しました。GRII(換算28mm)。画角は条件から外れましたが、いくつかの作品を作ることはできました。GRIIについてはまた今度、別の記事で。
並行してF3を標準玉50mmで使用していたことがとてもしっくり来ていたので、GRIIの画角の広さを改善したくX-T30を入手しました。この判断は今思うと間違えだったかもしれません。そのままGRIIを使い続ける選択肢でも良かったかも。(ただ、GRIIはダストリダクションついていないのがネックだったなぁ)
APS-C専門ということもあって、すぐFujifilm Xマウントにたどり着きます。最初は35mmF2(換算52.5mm)を購入しました。ちょっと望遠過ぎたのを感じたので、23mmF2(換算34.5mm)に移行して現在の姿になります。この2種のレンズ、外観はそっくりで同じラインの製品だと思われます。別売りフードも共通品で流用できてよかったです。すぐ買い換える癖、なんとかしたいものです。
X-T30おすすめ使い方
筆者の使い方、設定の記録です。デジカメにはデジカメらしい扱いをしたいので、メカ部品ではなく電子的に設定を変えられるようにしています。基本的に絞り優先で絞り値、露出補正をいじるくらいです。
【撮影基本設定】
レンズ絞り環:Aオート
シャッター秒時ダイヤル:Aオート
露出補正ダイヤル:C
モードダイヤル:S
ISO:オート(低速、上限感度は都度調整)
WB:オート
画質:JPEG(N)+RAW
【ファンクションボタン、ダイヤル】
Fn釦:ISO
AF-L:再生
前ダイヤル:F値
後ダイヤル:露出補正
フィルムシミュレーション使いません。w
X-T30で撮った写真
十分、展示などに耐える画質の写真が撮れます。高画質主義ではないですが、ダイナミックレンジや高感度性能がAPSC小型ライン(GRなど)の課題でしょうか。GRIIよりX-T30の方が良い画像をアウトプットすると感じています。というと、GRIIIも試したくなるな~
画像は問題ないのですが、やはり少しサイズがあるのがX-T30のキライな所です。分かっていて買ったのですが、鞄に入れて出勤するか迷うサイズです。このままだとGRIIIかGRIIIx、もしくはその後継にまた乗り移りそうです。
以上です。最後まで読んでいただきありがとうございます。