反抗期は親も忍耐力を鍛えるチャンス
反抗期とは親にとってどんな時期?
反抗期は、親にとって非常に大変な時期です。
子育て全般が大変なものであることは間違いありませんが、反抗期では特に親としての忍耐力が試されます。
かわいい我が子のために、どんな困難にも立ち向かおうとする気持ちは強いものですが、実際には多くの忍耐と理解が必要です。
否定せず受け入れる姿勢の大切さ
反抗期の子どもと向き合う際に大切なのは、「否定をせずに受け入れる」。
どこにいってもこう言われそうですが、これがなかなか難しい(笑)
自分の忍耐力と理解力を試される時期です。
子どもが何を感じ、どんな気持ちでいるのかを理解しようとする姿勢が、親としての重要な役割なのでしょうね・・。
脳の仕組みを理解すれば納得
10代はストレス制御機能
私がこの視点に気づかされたのは、『BRAIN』という本を読んだことがきっかけです。この本では、脳の仕組みについて書かれている本。
その中で10代の脳についても記載がありました。
10代の脳は、ストレスを感じやすい部分が先に発達し、ストレスを抑制する機能が未熟なままなんだとか。これにより、感情が暴走しやすく、衝動的な行動が増えてしまうそうなのです。
25歳まで成熟しないストレス制御機能
逆にストレスを抑える脳の機能が成熟するのは25歳頃だと書かれています。そのため、10代は特に感情の揺れが激しく、時に突発的な行動になってしまう、それは自然なことなのだそうです。子どもが反抗的な時も、この知識が、私を冷静にしてくれました(笑)。
反抗期は成長している証
反抗期は、環境の変化や身体の成長が大きく影響する時期でもあります。
学校での友人関係や成績のプレッシャー、身体の変化などが、子どもに大きなストレスを与えます。
子どもながらに必死に自分を守っているのだと思うと、愛おしくさえ感じてきますね。
悩み多き10代、それは自然なこと
外部からの刺激や変化に対し過敏に反応してしまうのは、彼らの脳の発達過程を考えれば、当然とも言えます。親としては、この背景を理解し、寛大な心で受け止めることも重要なのだろうなと感じました。
忍耐と共感で子どもと共に成長する
反抗期を乗り越えるためには、忍耐と共感が不可欠。
子どもが抱えるストレスや感情に対して理解しようとする姿勢を持つことが親としても大事なのでしょうね。
反抗期という困難な時期を乗り越えながら、親としても成長の時。
お互いの成長していく過程を大切にして絆を深めていきたいですね。
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