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人事が選ぶ!おすすめの本~2021年入社編~

ご乗車ありがとうございます。
日本交通(株)新卒採用担当です。

今回は新シリーズ第2弾です。
前回は今年入社の新卒社員に聞いてみましたが、今回は入社4年目の社員に聞いてみました!質問内容も前回と異なります。
社会人に少し慣れた社員はどのような本を読んでいるのでしょうか。

今回は下記4つについて質問いたしました。
【読書頻度】
【最近読んで面白かった作品】
【仕事に役に立った本・作品】
【学生時代の自分に読ませたい本】

第二弾は新卒中堅社員編として、2021年入社の社員6名にアンケートを取りました。

【読書頻度】

毎日の読書をする社員はいないものの、定期的に本を読む社員が多いようです。
新入社員よりも社会人生活に少し慣れているためか、定期的な読書習慣が身についているようですね。

質問内容も前回よりもより社会人目線のものを設定いたしました。

【最近読んで面白かった本・作品】

①『同姓同名』 下村敦史

大山正紀はプロサッカー選手を目指す高校生。いつかスタジアムに自分の名が轟くのを夢見て練習に励んでいた。そんな中、日本中が悲しみと怒りに駆られた女児惨殺事件の犯人が捕まった。週刊誌が暴露した名は「大山正紀」。報道後、サッカー推薦の枠から外れた高校生の大山正紀を始め、不幸にも殺人犯と同姓同名となってしまった“名もなき”大山正紀たちの人生に影が落ちる。そして7年後、刑期を終え大山正紀が世に放たれた。過熱する犯人批判、暴走する正義、炎上するSNS。犯人に名前を奪われ人生を穢された大山正紀たちは、『“大山正紀”同姓同名被害者の会』に集い、犯人を探し出そうとするが―。大山正紀たちには、それぞれの秘密があった。どんでん返しどころじゃない!前代未聞のノンストップミステリ。

https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784344036789

(Hさんコメント)
普段から読書をしない方だったので、相方に読書をする習慣を身に着けることをもともと指導されていました。
相方が最近読んで面白かった本でおすすめされたのがたまたまこの作品でした。
最後まですらすらと読めるくらいに結末が気になる作品だったため、ミステリー好きの方はもちろん様々な人におすすめです。

②『ゼロから12ヵ国語マスターした私の最強の外国語習得法 
』 Kazu Languages

外国語は「2ステップ」で身につく!日本で生まれ育ちながら、5年間で12ヵ国語(スペイン語、英語、フランス語、アラビア語、インドネシア語、ロシア語、ポルトガル語、ドイツ語、トルコ語、中国語、タイ語、韓国語)を習得。ほぼ独学で多言語話者となった著者が、英語やその他の外国語習得を目指すすべての人に教える、外国語学習の最短ルート。

https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784815623654

(Kさんコメント)
著者のKazuさんのことをSNSで知り、様々な言語を自分のものにしている姿に憧れており、久しぶりに心から読んでみたいと思える本に出会えました。実際のKazuさんの言語取得法が赤裸々に描かれています。私も真似をしてアラビア語を話せるようになりたいです。言語取得に興味がある方、留学に興味のある方はもちろん、今までなかなか外国語に手を出せなかった方にもおすすめです。

③『さよならドビュッシー』 中山七里 

ピアニストからも絶賛!ドビュッシーの調べにのせて贈る、音楽ミステリー。ピアニストを目指す遙、16歳。祖父と従姉妹とともに火事に遭い、ひとりだけ生き残ったものの、全身大火傷の大怪我を負う。それでもピアニストになることを固く誓い、コンクール優勝を目指して猛レッスンに励む。ところが周囲で不吉な出来事が次々と起こり、やがて殺人事件まで発生するー。第8回『このミス』大賞受賞作品。

https://books.rakuten.co.jp/rb/6933132/

(Yさんコメント)
コンビニで売っていて手に取りました。
表紙に面白いと書かれているので面白いだろうと信じて購入をしました。
実際に、苛烈な描写と最後のどんでん返し、伏線回収にページをめくる手が止まらなかったです。
作者の中山さんの『境界線』も今読んでいますがおすすめです。

④『アルジャーノンに花束を』 ダニエル・キイス

32歳になっても幼児なみの知能しかないチャーリイ・ゴードン。そんな彼に夢のような話が舞いこんだ。大学の先生が頭をよくしてくれるというのだ。これにとびついた彼は、白ネズミのアルジャーノンを競争相手に検査を受ける。やがて手術によりチャーリイの知能は向上していく…天才に変貌した青年が愛や憎しみ、喜びや孤独を通して知る人の心の真実とは?全世界が涙した不朽の名作。著者追悼の訳者あとがきを付した新版。

https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784150413330

(Wさんコメント)
一人の人間が変化していき、周囲の見え方が読み進めるうちに変わってくる様が面白かった。

【仕事に役に立った本・作品】

⑤『内定者はこう選んだ! 業界選び・仕事選び・自己分析・自己PR 完全版』 坂本直文

「自信を持って言える“強み”が見つからないです…」こんな悩みを持つ就活生の方、ご安心ください!本書にて、以下の3つの観点で自己分析をすると、ES、面接、自己PR動画などで高評価される強みが大量に見つかります。志望職種の仕事で必要とされるスキル、仕事全般で必要とされる行動特性、学生時代の経験から得られる強み。内定者の『実例』も満載です。ぜひ参考にしてください。

(Yさんコメント)
学生の自己分析に使用したから。

⑥『1分で話せ』 伊藤羊一

・プレゼンに限らず、人前に立って話をする、指示をする、伝える、ということが苦手な方はいるでしょう。著者の伊藤氏は、そのプレゼンを聞いたソフトバンクの孫社長から認められるほどの技術の持ち主であり、今はグロービスの講師として、ヤフーアカデミアの学長として、起業家からビジネスパーソンまで年間300人以上のプレゼンを指導し、ピッチコンテストなどでの優勝者を続々と輩出しています。本書では、「右脳と左脳」に働きかける伊藤氏独特のメソッドを紹介します。

https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784797395235

(Uさんコメント)
就活生時代にとある企業の人事に勧められて読みました。かなり有名作です。
仕事でも相手に話しかける時、会議の時など、端的に話す意識が付いたと思います。(できているかは別ですが…)

就活の面接対策にもなると思います。

⑦『人を動かす』 デール・カーネギー

日本で唯一の公式本『人を動かす』が、1936年初版、1981年改訂版を経て、約40年ぶりに大改訂。人が生きていく上で身につけるべき「人間関係の30原則」を、丹念に集めた実話と、成人教育の現場で磨き上げた実践例を交え、説得力豊かに解き明かす。深い人間洞察とヒューマニズムを根底に据え、人の心を突き動かすための行動と自己変革を促す感動の書。あらゆる自己啓発書の原点となったデール・カーネギー不朽の名著にして歴史的ベストセラー。

https://www.sogensha.co.jp/productlist/detail?id=4704

(Aさんコメント)
「他者に純粋な関心を寄せる」、「自尊心を傷つけない」など、人との関わりの中で大切なことが書いてあり、円滑なコミュニケーションに役立っていると思います。

【学生時代の自分に読ませたい本・作品】

⑧嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』 岸見 一郎 古賀 史健

フロイト、ユングと並ぶ心理学三大巨匠の一人、アドラー。日本では無名に近い存在ですが、欧米での人気は抜群で、多くの自己啓発書の源流ともなっています。本書では、アドラー心理学の第一人者である岸見一郎氏がライターの古賀史健氏とタッグを組み、哲学者と青年の対話篇形式で彼の思想を解き明かしていきます。

https://www.diamond.co.jp/book/9784478025819.html

(Hさんコメント)
自身や他者について考えるきっかけを作るため自己啓発本としても有名なこの本を読んでみました。周りの人と向き合い方を改めるきっかけになりました。

(Aさんコメント)
周囲のことを気にしすぎず、自分らしく生きるヒントが散らばっている本です。 自分が正しいと思う進路選びをしたいと思う方におすすめです。

⑨『20代で得た知見』 F

著者のFが20代最後の日に執筆を決意した1冊。一人の人間の人生は、出会った言葉でも、預金額で決まるとも、恋愛だの結婚で決まるとも思えない。 ある夜友人が電話で語ってくれた台詞、または恋人がふとした瞬間吐き捨てた台詞、バーで隣の男が語ってくれた一夜限りの話、なんの救いもない都会の景色、あるいは、夜道で雨のように己の全身を貫いた、言葉にもならない気づき。そういったものによって人生は決定されたように思うのです。 私はその断片を「二十代で得た知見」と名づけることにしました。

https://ryusei.co.jp/book/1456

(Uさんコメント)
生きていく上で、20代でふと気付く知見や蟠りを言語化してくれている作品です。
20歳になりたての時と、社会人になってからの2度読みましたが、学生当時の方が共感できる部分が多かったです。
当作品でこの著者にハマり、一気に彼(彼女)の作品を全作読んでしまいました。

⑩『わたしはマララ』 マララ・ユスフザイ/著 クリスティーナ・ラム/著 金原瑞人/訳 西田佳子/訳

「すべての子どもに教育を」と訴え、イスラム武装勢力に銃撃された16歳の少女・マララの手記。本書は、テロリズムによって生活が一変した家族の物語でもあり、女の子が教育を受ける権利を求める戦いの記録でもある。世界36か国で翻訳のベストセラー!

https://hon.gakken.jp/book/1340584600

(Kさんコメント)
実際に高校生の時にこの本を読みました。当たり前に今まで享受してきたものは当たり前ではないことに気づくきっかけになりました。自身の命を懸けて権利のために立ち上がるマララさんの強さにも感銘を受けました。

⑪『鋼の錬金術師』 荒川弘

荒川弘の初連載作品にして代表作。錬金術師であるエドワード・エルリックとアルフォンス・エルリックの兄弟が、かつて自らの過ちで失ってしまったものを取り戻すための旅の中で、国家を巻き込んだ大がかりな陰謀を知り、それを阻止すべく活躍する姿を描いたダークファンタジー。

https://mangapedia.com/%E9%8B%BC%E3%81%AE%E9%8C%AC%E9%87%91%E8%A1%93%E5%B8%AB-uninl50t6

(Wさんコメント)
構成が神。
序盤・中盤・終盤どのパートも飽きずに読み切ることができました。
人間の暗い部分を見つつも、少年漫画の高揚感もある2つを楽しむことができます。
学びの多い一冊です。

最後に

実はこの記事を書いている著者も入社4年目になります。同期がこんな本を読んでいるんだとニヤニヤしながらこの記事を書いています。
著者のおすすめの本も書いているので予想をしながら楽しんでいただけると嬉しいです。

個人的に著者が気になっていた本もあったので、これを機に読んでみようと思います。

最終回は新卒ベテラン社員を取り上げます。
新卒ベテラン社員の頭の中を一緒に覗き込んでみましょう!

  Text:こじこじ


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