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【読んだ】スラムダンク勝利学

おすすめ度 ★★★☆☆

いやぁ、スラムダンクって本当にいいですよね。
という気持ちで、借りた。
図書館でたまたま目に入った表紙がかっこよかったし。

「スラムダンク好き」+「スポーツをやっている人」には良い内容だと思う。
残念ながら私は後者の「スポーツをやっている人」にかすりもしないので、★3つにしてしまったが。


私はスラムダンクど真ん中世代。
映画はオープニングから泣いて、終わったあとは泣きすぎて放心状態だった。
知識ゼロの息子を強引に連れて2回目を見に行った。
楽しかったというので、「マンガも読みたい?読みたいよね?そうだよねーしょうがねーなぁ!」と大義名分を作って、新装再編版を全巻購入した。


同じくスラムダンク大好きな著者は、スポーツ心理ドクターとして様々な大学や企業で活躍しているそう。

スラムダンクは単にバスケットボールのマンガではありません。その中には我々スポーツ関係者が学ばなければならない貴重な考え方が、何気なく且つ数多く含まれているのです。その意味で「スラムダンク」は極めて億が深く、バスケットボールを超えたスポーツ指導者、されには人生の哲学書といっても過言ではありません。

しょっぱなから好きの気持ちが溢れでているように、全てに著者のスラムダンク愛が存分に詰め込まれている。

短い章が20あって、「根性は正しく使う」「反省と確認は違う」「休養がプラス思考を生む」などテーマが分かれている。
それぞれに例としてスラムダンクのページが紹介されている。

例えば「怒りの感情をコントロールせよ」では、4ファウルを取られたあと審判に講義して退場になった魚住。
「諦めは最大の敵である」ではもちろん安西先生の名台詞がでてくる。

全体を通して、セルフイメージの重要性についての記述が多い。
これはスポーツ以外にも通じるところがありそうだ、と思いながら読んだ。

でもまぁね、スポーツどころか歩くのもめんどくさい、在宅勤務バンザイの私には、勝利学と言われても「はーそうなのか、それにしてもスラムダンクはいいなぁ」「確かにね~なるほど、それにしてもスラムダンクは(以下略」という頭の悪い感想しか出てこない。

息子は最近スポーツに目覚めてきたので、中学高校となにか打ち込むようになったら、もう一度読ませてみようかな。

ちなみに、スラムダンクの新装再編版は本当によいです。
表紙だけで白米3杯いける。

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