地域銀・G、新卒内定者9%増　計画充足も地域差じわり

福岡銀の小津和健吾執行役員人事部長（左）から代表で内定通知書を受け取る内定者（10月1日、ソラリア西鉄ホテル）

地域銀行・グループ（G）では、2025年春の新卒内定者（10月1日時点）が前年比9％増の7773人に達し、過去5年間で最多となった。5年前との比較では約3割増えた。95行・Gのうち約7割の64先が前年実績を上回るなど、人手不足を背景に積極的な採用姿勢を強めたことがうかがえる。ただ、売り手市場が続くなか、都市部と地方の地域差も目立ち始めている。本紙が全地域銀・Gを対象に調査した。