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商工中金、人財サービス子会社設立 拠点網生かし人不足解消

商工組合中央金庫は2025年4月にも、〝人財〟サービス子会社の事業を本格稼働する。全国に拠点網を有しながら、中小企業への人材紹介を専門とする会社は珍しい。その強みを生かした人材の確保・育成支援に本腰を入れる。地域金融機関とも連携しながら、人手不足が深刻化する中小の課題解決を図る。

11月20日に100%出資の子会社「商工中金ヒューマンデザイン」を設立し、24年度内に同社で有料職業紹介事業の認可を取得する方針。求人企業と求職者の双方に対応する両手型の人材紹介などを担う。従業員は約10人で、社長に就任する松下泰之氏は「金融の枠を超え、お客さまの〝ヒト〟に関する課題に真摯(しんし)に向き合い解決したい」と話す。

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