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環境省、「支援証明書」25年度に開始 TNFD情報開示へ活用
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環境省は、自然共生サイトに対する「支援証明書」を発行する。民間の活動で生物多様性の保全が図られている区域を指す、自然共生サイトに対して、第三者がヒト・モノ・カネのいずれかで支援したことを証明するもの。TNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)に沿った情報開示などに活用できるメリットがある。試行期間を設け、2025年度から本格的に開始する。
自然共生サイトは23年度から制度化され、社有林や里山など184カ所が国から認定されている。24年度も申請を受け付けており、認定件数は今後増える見通し。こうしたなか、対象区域の保全を目的に、自然共生サイトの保有者を支援する仕組みをつくった。
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