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政府・日銀3者会合、株式市場の急変で議論

財務省と金融庁、日本銀行は8月6日午後、財務省内で国際金融資本市場に係る情報交換会合(3者会合)を開き、先週末から続く株式市場の急激な変動について議論した。日本経済の回復状況や経済金融市場の見極めの重要性、政府・日銀との間で緊密に連携していくことなどを確認した。

会合後、記者団の取材に応じる三村財務官(8月6日、財務省)

出席したのは財務省から三村淳財務官と寺岡光博総括審議官、金融庁から井藤英樹長官と有泉秀金融国際審議官、日銀からは加藤毅理事と清水誠一理事。全体で約30分間、話し合った。

会合後に記者団の取材に応じた三村財務官は金融市場の乱高下について、「市場参加者の声を聞くと、軟調な海外の経済指標や地政学的な緊張感の高まりなどを背景に、急速なリスク回避の動きがあったという見方があると承知している」と話した。為替相場に対しては「ファンダメンタルズを反映して安定的に推移することが重要」との考えを改めて示した。

3者会合開催の理由については、「日本の株式市場が閉じた午後3時のタイミングで、3者で改めて先週来の市場動向、株式市場を中心に確認し、意思疎通をするため」と述べた。

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