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なつめグッズ、サイズを間違えがち

こう見えても、なつめは小型犬の仲間に入る。
一般的には10キロ未満が小型犬らしいから、本当にギリッギリだけど。

でもちょっと、いや、かなり違和感がある。
散歩で会うワンコたちは、ほとんどなつめより小さい子ばかり。トイプードルとか、チワワとか、ミニチュアダックスフンドとか。ああいう子たちが小型犬だよなーって思う。
それに、先代よもぎのおさがりゲージ(ハウス)の中のなつめを見ると、7キロ台だったよもぎに比べて、やっぱりでかいよなーって思う。
さらに、なつめは顔が大きく、腕脚が太くて短いし、手足(肉球)がデカいから、体重以上にむちむちして見える気がする。そこがなつめのかわいいところであり、飼い主のお気に入りでもあるのだけれど。

これらの理由が私の判断を鈍らせる。なつめグッズを選ぶとき、小さくて入らないことを過剰に恐れて、結果大きすぎるサイズを購入してしまうのだ。

特に、実物が見られないネットで購入したときの失敗率はかなり高い。

一番見当違いだったのはクレート(移動用のキャリーケース)。
よもぎのときにできなかった「車でお出かけ」を、なつめとはしたいなと思い、初めて買うことにした。
近くのペットショップには、種類がなかったので、ネットで探すことに。
値段的にも機能的にもよさそうなものを見つけたので、説明を読むと、A~Eの5段階のサイズがある。

ここで、なつめの身体測定を開始。立っているときと座っているときの背の高さ、胴の長さ、伏せをした時の手からお尻までの長さなど、いろんな長さをメジャーで測る。なつめは「何するの!?」といぶかしげな顔をしながらも、黙って付き合ってくれた。

この測定値を元に、再びクレートの縦横高さを見るとBだなと思ったのだけど、耐重10キロとあり、即決できない。じゃあCは?耐重15キロ。でも結構大きいよな。でも耐重10キロじで大丈夫だろうか。
迷いに迷った末、やはり耐重10キロでは心もとなく、耐重15キロの方を選んだ。

届いた瞬間、嫌な予感がした。折り畳まれた状態の小包は、どう考えても大きすぎる。広げてみると、案の定なつめが2匹は余裕で入りそうな大きさだった。きちんとおすわりして詰めたら、3匹いける。

そもそも、車で移動するときに使うだけで、かばんみたいに持ち運ぶつもりはないのだから、耐重ってそんなに重要視しなくてもよかったのでは?
なぜ耐重ばかり気にしていたのだろう、あのときの私。

この大きさで正解だった、と思えるのは災害が起こったときだなと想像する。もし災害が起こって、車の中での生活とかになったら、これくらい余裕があった方がいい。

とはいえ、車に積むのも一苦労だし、やはり普段使いには不便だと認めざるを得ない。
なつめに「わたしをあちこち測ったあれは何だったの!?」と言われそうなお買い物だった。

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