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「ありがとうみつけ」でクラスも自分も変わろう

素晴らしいクラスにするための何か新しい取り組みがしたい。
そう思われてる方に向けて書きました。
ありがとうみつけで、クラスはより温かく、優しく、安心できる場所になります(^^)

初めに

どうも、幸せ追求教師、ニキチャコです。

今回は、4月から何か一つ、新しい取り組みがしたい!と思われている先生たちへ向けて記事を書きました。

なんだかクラスがギスギスする・・・
本当に一年間、トラブル続きでしんどかった・・・
どうやったら、仲の良いクラスになるの・・・?
今年こそは・・・!

と思われている方に、少しでも力になれたらと、ニキチャコが昨年実施し、「ものすごい成果が出たな!これはやばい!」と実感している「ありがとうみつけ」について紹介します。


なんか「ありがとうみつけ」って、ニキチャコにしては普通やな。

って思われた方ぁ!!!!





いつも私の記事を読んでくださり、ありがとうございます(^^)笑


聞いた感じ普通ですよね。でも、なかなかやっているところを見かけません。
ありがとうが大切って、当たり前すぎて、特化しないのでしょうか。
それとも僕が世間知らずなだけでしょうか。笑
灯台下暗しだなって思います。

私は、自己肯定感育成特化型小学校教師とTwitterのプロフィールで名乗っている通り、子ども自己肯定感が高まればすべてうまくいくでしょ。て思っている人間です。自己肯定感を上げる方法について常に研究しています。

そんなニキチャコが、良いところ見つけや誉め言葉のシャワーで手が届かないところをどうすればいいかを考えた結果の「ありがとうみつけ」。

即実践できるように、具体的なやり方を中心に、書いていきますので、ぜひ最後まで読んでいただき、実践していただければ幸いです。


ありがとうみつけ


「ありがとうみつけ」は、その名の通り、自分に感じたありがとうを見つける活動です。
ニキチャコがどのように取り組んでいるかを書いていきますので、クラスの実態に応じて、回数ややり方を変更していってください。
ちなみに現在ニキチャコは、人数少なめの高学年クラスの担任をしています。


取り組み方

①帰りの会の中に組み込む。

取り組みを始める前に、

「世の中、当たり前のことなど、なにもありません。あなたが生まれたのも、今生きていられるのも、存在できていられるのも、身の回りのすべてがあるからです。野球というスポーツがなければ、あなたは大好きな野球などできてはいない。文房具がなければ、紙に書いて残すなんてことはできない。学校がなければあなたは友達に会えていなかったかもしれない。植物生まれなければ、あなたは呼吸すらできていない。いまあなたが健康であるから、こうやって学校に来て友達に会えます。(などの話をみんなで考えます)身の回りの当たり前などないと気づき、感謝の気持ちを持っている人に先生はなってほしいと思っている。そうするとたくさんいいことがあるから。身の回りから、当たり前と思っていることに感謝の気持ちをもとう。先生も一緒にやっていくから。みんなでいっぱいありがとうを見つけていこう。」

このような話をしてます。

帰りの会の中では、日直が、
「ありがとうみつけです。見つけた人から発表しましょう。」とすすめます。
見つけた人から発表します。
ニキチャコのクラスは人数が少ないので、全員発表しています。
時間もあると思うので、発表人数はいろいろ工夫してください。
列指定でまわしていったり、クラスの半分は必ず言ったりしてもいいですね。

全員言い終わったら私が言います。


ありがとうの内容は本当になんでもいいです。
例を挙げますね。

友達へ「休み時間に〇〇さんが遊びに誘ってくれたおかげで、楽しい時間になりました。ありがとうございます。」
「みんなが道徳の時間頑張って考えていたので、私も真剣に考えられました。ありがとうございます」

先生へ「〇〇先生が、算数の問題で分からなかったときにヒントをくれました。おかげでわかりました。ありがとうございます」

物へ「この椅子はいつも私を支えてくれています。ありがとう。」

場所へ「学校があるおかげで、友達に会えます。ありがとうございます」

自分へ「いつも元気に学校に来てくれてありがとう」
   「トラブルになっとき、すぐに謝ってくれてありがとう」

などです。
「おかげで」という言葉が使えたら、なお良いですね。
やり方はこんな感じです。

「うーん」と悩む子に関しては、今日何があったか確認してあげたり、一緒に考えてあげたりするといいと思います。
最初は、なかなか浮かばないですが、やればやるほどうまくなっていきます。
ありがとうみつけは技術なのです。





ありがとうは最強無敵の言葉


ありがとうは、最強無敵です。

ありがとうは敵を作らないからです。故に無敵。

また感謝の気持ちは「認知機能の最高のかたち」と言われるほど、すばらしい力を秘めています。

また、ありがとうという言葉を意識して使うことで、無意識に「私は助けられている」「恵まれている」と強く印象付け、それに応じた感謝を感じる出来事がどんどん起こり始めます。

これがクラスで、全員でやり始めたらどうでしょう?

想像するだけで、わくわくしてきませんか?


子どもの様子

最初は、なかなか浮かんでこない児童が多かったです。

それが、4か月続けたら、「そんなこと言う!?」「はぁ~・・・この子らすげぇな。」って思うほどに感謝を述べ始めました。

「ありがとう」という回数が10倍ぐらい増えました。

なにかあっても、「ごめん・・・」のあとに「ありがとう。」っていうのです。

最初、ふざけてありがとうを連呼する子ども達もいます。なんか変な感じです。でもそれでいいんです。すべて認めてあげてください。発言から行動、感情がついてきてもいいのです。

最後には、「ありがとう」が当たり前になりました。
とても温かい雰囲気になりました。助け合いがおこります。
ありがとうを言う側もいい気持ちで、言われた側もいい気持ちなのです。
良い気持ちがどんどん増えていきます。メリットしかありませんでした。
それがすっと出てくるのです。どんどん出てくるのです。

それは無意識にしみこんでいった証拠。

それがどういうことかわかりますか?

彼らは少なくとも、これから、ありがとうを素早く見つけることができ、どんなことにも感謝の気持ちをもって、敵を作らず過ごしていくのです。失敗したときも自分へ「挑戦してくれてありがとう」って言えます。
緊張している自分に「いつも以上の力を出そうとしてくれて、ありがとう」って言えます。
「~おかげで、~できました」ってポジティブに解釈できるようになります。

それは、幸せな過ごし方ではないでしょうか。

そんな子ども達を育てられるなんて、教師としてなんとありがたい機会をいただいたか、とニキチャコは思います。




終わりに


ありがとうみつけの取り組みや簡単に利点を説明しました。
理解していただけたでしょうか?

私の勤務する学校がとても小さな学校なので、ニキチャコのことをよく知ってくださり、今年度から学校全体で教育課程に位置づけ、ありがとうみつけを取り組んでいくことに決まりました。
学校全体として、すばらしい未来を見る子ども達が育つなんて、こんな嬉しいことはありません。

「やりたくなったちゃったけど、ここどうするの!?」
「学校全体ってどうやってやるの!?」
と思われた方はコメントや、TwitterアカウントにDMしてくだされば、対応させていただきます。
初任者の方とかは、全く右も左もわからないですよね(^^;)

今回はかなり急いで書き上げました。
「ありがとう」でどんな素晴らしい効果があるかの詳細は、また後日記事にしようと思います。

マジで感謝は最強です。
昔から「ありがとうは大切」って言われてきました。
けれど、それがなぜなのかはわからなかった。

けれど今は分かります。本当にありがたい。

ありがとうみつけで感謝の波が広がり、子どもも教師も家族も幸せになる世界が訪れますように。
ニキチャコは、心から願っています。


ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
また会いましょう!では!!




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