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私たちは研究する。本気の主体性を見てみたいから!

私の目指す子ども像の一つに、『がつがつ学ぶ子』がある。

「もっと知りたい! もっと考えたい! もっと話したい! おかわり!」

" がつがつ学ぶ " とは、文字通り自分から学びをつかみ取っていくイメージだ。

「はぁ…… めんど……」
「苦手だから……やりたくない……」
とか言っていた子ども達が、がつがつ学び始めたら、それはもう嬉しくてたまらない。

これこそ教師冥利に尽きるというもの。

見たくないですか?そんな姿を。
そんな子達と一緒に学びたくないですか?

だからこそ私は、学力向上という側面において、「がつがつ学ぶ子を育てる」という目標を掲げます。

ありがたいことに、勤務校も賛同してくださり、校内研究もそちらの方向性で進めさせてもらっています。

つまり、主体的に学ぶ子どもの姿を叶えるために何ができるかを、研究しているわけです。

どんな校内研究をしているか。
その話を少しだけ。


主体性を引き出すための手立てとして重要になるのが、内発的動機づけと外発的動機づけです。

食べたいのは、お腹がすいているから。
そんなこと当たり前ですよね。
これがお腹がすいているという、自分の中から生まれるきっかけ、内発的動機です。欲求でもあります。

お腹いっぱいでも、隣の机でデザートを頼んでいる姿を見ると、食べたくなる。
テレビで、焼肉のCMをしていれば、お腹が減ってなかったのに、食べたくなる。
冷凍庫にアイスを見つけたら、食べなきゃって手が伸びる。ですよね?笑

これが、自分の外から食べたいと思わせるきっかけ、外発的動機です。


この内発的動機と外発的動機を引き出す手立てを組み合わせれば、『学びたい』も同じ要領でいけるよね。という仮説です。

『もっと学ばないといけない、学びが足りない!と、不足感を感じる体験』や、「学んだ先のゴールに行きたい」という『理想の姿の提示と自己決定』が必要。

つまり、学びが足りずに失敗する体験も必要だということ。
こちらがそこまで見据えて、私たちはどんと構えて受け止めることも重要

外発的動機付けの面では、『興味を引く教材、必要感を感じる提示の仕方』などに工夫ができる。

これらを組み合わせることで、がつがつ学ぶ子が生まれるのではないか。
単元の導入から、しっかりをエンジンを吹かせれば、自然と自分たちで学びを進めていけるのではないか。
なんか面白そうじゃない? わくわくしない? みんなで研究してみない?
という感じの校内研究だ。

一応筋は通っているはずである。


ICTを使って、学びを蓄積したり、「どんどんやってみましょう!どんどん失敗しましょう!失敗も成功も同価値ですからね!」と『失敗大好き!みんなのやってみた日記』などというふざけたチャットも開設して、和気あいあいと交流もしている。

2学期は、私も研究授業をするので、今準備をしているところ。
理科「とじこめた空気と水」でやります。
学び方を学ぶ授業ってやつですね。

研究授業を控えているみなさん、一緒に頑張りましょうね(^^;)

ではまたー

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