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障害者手帳を受け取って

申請していた障害者手帳の承認が下りて、市役所まで受け取りに行ってきました。

11月1日に申請して1月20日に受理の通知書が届いたので、申請〜通知書到着の期間は約2ヶ月半。
当初3ヶ月かかると言われていたので、まあまあ想定内。

ただ、障害者福祉課から通知が届いて親がそれを受け取ったんですが、余計な心配をさせてしまいました。
月経前不快気分障害について事前に伝えていなかったし、手帳を申請することももちろん伝えていませんでした。
なので突然障害者福祉課から何かが届いてとLINEが来て、かなり驚いたし不安にさせてしまったみたいです。

後日直接経緯を話したのですが、"娘が障害者"ということ、長い間自分の見えないところで苦しんでいたことにショックを受けていました。
自分からしたら全然大したことではないけれど。
大したことではないと思っていたからこそ、障害者手帳を申請して、世間から見てわたしの症状がどれくらい深刻なのかハンディキャップなのかを知りたかったのですが。
案の定わたしの症状は障害者と認定されるほどのものだった。

余談ですが、「障害者雇用での就職も考えている」と母親に伝えたら、「他の障害者の方の枠がなくなるからやめろ」みたいなことを言われました。
客観的に見てわたしは障害者に認定されるレベルの症状なのだから、相応の待遇を受けても問題ないと思うのだけれど..
"障害者"というイメージを明確に自分の中に持ってしまっているからこその発言かなと思います。

障害者手帳を持つレベルの症状の方で障害者手帳を持っていない人っていっぱいいるんだろうなと思った。

自分は社会で優遇されるべきだなんて大声で言いたくないけど、それでもやっぱり普通の人ができて自分にできないことがあって、それが原因でまともに生活ができない事実がある。
その穴埋めをする、そんな感覚で手帳を使わせていただいている。(ということにした!)

障害者手帳を持っていてよかったことがもうひとつ。
先日、都営美術館で障害者割引を利用させていただきました。
チケットが無料になるだけではなく、一般の方は長ーい列に30分ほど並んで入場していたのにわたしは列に並ばずに中に案内していただいた。
その"他大勢の人とは違う入り口を通った"という行為が、「自分は他の人と違うんだ」という感覚を生んだ。
その日のその美術館は偶然にも大勢の人が訪れていて、その大衆の淀み野中で、「他人と違う生き方でいいんだ」という感覚が少し沸いたのが新鮮だった。
これがいい意味なのかまだわからないけど。
「普通の人とは違う、自分のペースで生きるのがわたしの基本なんだ」と思える瞬間があって、うれしかった。
他の人と比べて偏差値60くらいで生きてきた自分の人生を見直したいなと思いました。
そういうメンタルの方がストレスの原因だったのかもしれませんね笑

そんなこんなで話は反れましたが、母親に障害者手帳を持っていることを伝えた話でした。
次回は父親に伝えたことをお伝えしようかと思います。
緊張するなあ・・笑

それでは、みなさま体を温めて健やかにお過ごしください。

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