毎日が迷いと選択の連続 ニケと歩けば

雨が降りそうだけれど傘は持っていくべきか？

天気予報で夕方寒くなると言っていたけれど羽織るものを持っていくべきか？我慢するか？でも今 風邪を引くと厄介だし。

今夜は軽く外食するか家で作るか？

本当にとりとめのないことばかりですが、迷って、どちらか選んでいる毎日です。

大それた悩みや選択でなくてもこまごまとあるものです。

それが大体うまく言ったならその日は大吉。

ことごとく反対の結果になったら今日は厄日だったとなります。

あの時こちらにすればよかったといつまでも悔やむ時は自分の心が疲れているときです。

心も元気な時は、結果はあまり関係なくて、失敗や間違いもすんなり受け入れることが出来ます。つまり笑って過ごせるということです。

いつもイキイキとしている人はこの切り替えが素早くて気にしない人のようです。

いつまでもそのことにこだわっている人は次は同じ間違いや選択をするのが嫌で、慎重になります。さらに決めることが苦手になります。

あの時ハンバーグが食べたかったけれどみんながカレーを注文したのでそれに合わせたら、好みの味ではなくてがっかりした。やっぱりハンバーグにすればよかった！こんなことでも…。

なんでも自分で決めることが出来ない人は、人の意見に左右され過ぎるところがあります。

「どっちにする？」と問われると誰かに「どっちがいいと思う？」と聞きます。

「自分で決めたら？」という人もいれば、真剣にその人の身になって考えてあげる人。

しかしせっかくその人のために答えを出しても、結局自分の思う通りにならなければ、凹みます。○○が言ったからと言わんばかりです。ならば聞かねばと思うのですがなかなか難儀な人です。

知り合いが犬を飼うことになって、どんな犬がいいか迷っていました。

子犬はみんな可愛いものです。「大切な命を預かるということだから慎重に選んでね」と犬を飼っているみんなはアドバイスしました。

犬にも犬種によっていろいろ性格が違います。

知り合いはこどもも巣立って寂しいので、その変わりが欲しいというのです。ならばトイプードル？チワワ？マルチーズ？

愛らしい小型犬はいっぱいいます。

いつも傍にいて抱っこをねだり言うことを聞いて、一緒にどこでも連れて行きたい。でも柴犬や秋田犬も賢くて、忠義な犬の代表。守ってくれそうで…。「でも柴や秋田は体力もいるし散歩が大変よ！」とアドバイスする友達もいたのですが…。

半年間悩みました。結局自分で決められずペットショップの黒柴の男の子を奨められ、すぐに迎えました。

最初はやんちゃさえも可愛い！ところが柴犬は最初に飼ってはいけない犬種ナンバー1の犬だそうです。私も彼女のように甘い気持ちで迎えましたが、最初のオスはかなりてこずりました。でも一度飼ったら最後まで！は鉄則。

手を焼きましたがだんだん分かり合えるようになって、19歳までともに過ごせました。てこずった子供は可愛いと言います。そんなことも今は笑い話です。自分で決心して選んだ子です。後悔はありませんでした。出会えてよかったと思っています。

彼女は2年で根を上げて知り合いに譲りました。走り出したら止まらない。2度の骨折。家出も数回。嫌いなご飯はいつまでも断食。生き物と暮らす難しさを痛感したそうです。もう二度と…。しっかりしつけが出来なかった結果です。

ちいさな選択ではなかったのですが大体知り合いの結末は後悔とそこに費やした時間を悔やむ結果になっています。

雨が降りそう。でもいいや、別に溶けるわけでもなし。

少々いい加減ですが、小さな迷いからこなせる練習？も必要かもしれません。

今日もいい日にしましょう！