一番不思議は 自分自身
何か興味がわくとどんどん沼ってしばらくはマイブームが続きます。
小説でも一人の人物から同時代に生きていたほかの人の人生まで知りたくなって、同時進行でその時代を生きた人たちと時を共有しているような気持になります。それはとてもは魅力的で一時は読書三昧となります。
また推理小説ならアガサクリスティーから始まってエラリークイーンに繋がり、ほかの作家に続いて、少し前まで湊かなえの作品を読んでました。ただ推理小説と言うだけで脈略のない読み漁りです。
ところがそんなに心奪われるほどのめり込んでもあるきっかけ、ほんの小さなことでその気持ちがパタっと途絶えるのです。
しばらく休憩期間があっていつの間にかまた別な興味の対象が現れます。
音楽でも一時はクラシックばかり、知らぬ間に今度は飽きもせず毎日ユーミンを聴く。まんべんなくとは少し違って、その期間、聞くとその時の気持ちが上がるからのようです。
そんなときは性格までなんだか違っているような気がします。人にはいつもの私のように見えていてももう一人の私。どんな人にも裏の顔があると言いますが…。
表裏と言う表現で決め付けてしまうほど、白黒ハッキリとしたものではなく、もちろんいい人が実は…。と言うにはほど遠い曖昧さです。
何とも掴みにくい性分がいくつか出ては引っ込みまた…。ということかもしれません。
それは対 人ではないのですが、その日、その時にモノのとらえ方が違ってくるのです。
例えば几帳面なところと雑な面、活発なようでその反対の行動をとるときもあり、その時どちらが出てくるか自分でもわかりません。
自分のことが一番分からないとも言いますが、まさしくそう思います。
結局ははっきりとした自分というものが無いのかもしれません。
未だ自分探し⁉が続いているのでしょう。今更な気もしますが…。
いつになったら人格が完成するのかも分からない、自分との珍道中ですが、これからももう一人の私を楽しみながら付き合うことにします。
今日もいい日にしましょう!
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