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顔は履歴書

久しぶりの飲み会。以前職場を同じくした人たちです。
強烈な?繋がりはなくても「そろそろ会いましょか?」と同じころ思って道で出会うと、「いつ飲む?」となります。

出会ってほぼ5年から10年、変わっていないようでもそれなりに年を重ねました。みんないい顔になっています。

顔は男の履歴書!と聞いたことがありますが、お化粧で隠していても女性も顔にその生き様や考え方が現れます。

それは第一印象でかなり決まってしまいますが、それから時は流れてますますいい顔になる人と、どんどん…。となるのはどうしてでしょう。

人はもともと善なり!ですが、「あれ?」と感じるとほぼ当たっているのは
私だけでしょうか?

嫌な顔と言うのがあります。ふとした時のとか人と別れた後の顔。
遠くからほかの人を見る眼付き。汚い顔!と表現した友達もいました。
顔立ちは整っていて美人ですが何かよごれ感。
どうもそれは本人が気が付かないまでにじわじわと体の中から出てきた灰汁のようなもの。それが顔にも出てきたというのです。

なので人を気遣う言葉や優しい投げかけも空々しく聞こえて、なるべく関わりたくないとなります。

声に出さなくとも優しさやあったかさを読み取ることが出来ます。
その様子をまた他の誰かが見ている。それを気にして繕ってもその横顔は隠せないものが出ています。
人はいつも人を見ている。見られている、判断していると言えるかもしれません。

なんとなく嫌な印象を持っている人には警戒します。
あちらでこちらのこちらであちらのよからぬことを言う人。女性あるあるですが、巡り巡って自分に戻ってきます。

両方から同じ出来事を聞いたり、相談されることがあります。
どちらに味方することなく聞きますが、それぞれに自分可愛さで自分をかばう言葉が詰まっています。
立場が違えばそうなるのも致し方のないことですが、私も同じまだまだ修行中の身。審判を下すことはできません。

それはおのずとそれまでの言動が答えを出してくれます。人間心理の奥底にあるものは本人でもコントロールすることが出来ません。

この会は強烈な個性はないもののよく食べて笑って平和!です。
みんなそこそこ苦労して子育てもそろそろ卒業、年配は体のあちこちは痛んでもその時は忘れて話がはずみます。自分だけが大変な道を歩んできたのではないことが分かります。

一時仕事で悩んでいた人も落ち着いて体型もすんなり心も柔軟になっていい顔になりました。

一服の清涼飲料とまではいきませんが後味の良い終わり方でした。

慈愛の顔に人は集まる!とも聞いたことがあります。
今日もいい日にしましょう!




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