仲人の仕事　お洒落と身だしなみ

おしゃれとは自分が好きな格好をすることですが、身だしなみとは少し違います。自分が満足しているのであれば、それはお洒落をしているとなって自分自身の基準で個性を表現することです。

身だしなみは相手を不快にさせないような配慮があること。その場に応じた格好は、特に仕事やお見合いでいい結果に繋がります。

うまく商談やお見合いをと願うなら、服装は最初のプレゼンテーション。まずはいい人そうだとか、誠実そうという印象を与えることです。最初は服装から判断するということです。

難しいことではなく、清潔感があること。汚れていたり体臭の嫌なにおいのするのはもってのほか。同時に爪や歯はよく見られています。香水や柔軟剤の強い香りは相手が不快なだけではなくアレルギーのある人もいるので気を付けたいものです。

お洒落は休日に楽しむべきかもしれません。オン、オフを切り替えることで、気持ちにハリが出来て充実します。

なんてことない普通の服装をしていてもお洒落に見える人と、目一杯着飾ってもそう見えない人がいます。

それは雰囲気があるかどうかの違いだそうです。身だしなみと違ってお洒落は全体のバランス。そして本人が楽しんでいるかどうかです。

シャネルの言う美しさは,女性の武器であり装いは知恵。謙虚さはエレガンス。だそうですがそこにたどり着くには相当な努力が必要なようです。

お見合いでどちらが好まれるかというとお洒落な人より身だしなみのいい人です。
写真で好感が持たれるのはやはり派手さよりもさわやかさです。恋愛のドキドキを期待するのではなく、じっくりこの人と将来のことを考えられるかとなるとおのずとそうなるのは納得できます。
だからと言ってそれを見越して計算ずくめの格好は意外とすぐに見破られます。ローマは…。ではないですがさわやかな身だしなみは一日にして成らず。毎日の生活の中で作られるものだと思います。
その人の人生は顔に出ると言いますが、服装にもということかもしれません。

男性は結婚後の相手が所帯くさくなるのを嫌がります。ちゃんと家事や子育ても頑張ってほしい。けれどいつまでもきれいでいてほしいと結構我儘なことを要求する人もいます。それはお互い様。たまにはデートして、おしゃれを楽しむ機会を作ってあげてほしいものです。

顔は心の窓、服装は気遣いの表れということも伝えられる仲人になりたいと思っています。

今日もいい日にしましょう！