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中庸っていい言葉

何においてもちょうどいい。その度合いは人や状態において違うかもしれません。

偏らずに何でも食べるとは少しジャンルが違うように思いますが、これもお肉ばかり食べず、野菜ばかりでも元気が出ない。まさしくバランスの良い食事という点では中庸⁈

何かを決める時、とくに初めてのことに挑戦となれば、気持ちの針がマイナスの方にあれば臆病となり、プラスに吹っ切ると無謀となります。

その匙加減!なかなか腕がいります。若い時は石橋をたたいて渡る人もいれば、慎重過ぎてその石、砕けて渡れませんよーと言う場合も経験するでしょう。

そこで経験、年を重ねるということが、役に立ちます。

臆病と無謀の中間に勇敢があるなんてちょっとイメージがわきませんもの!

性格は変えられないと私も思っていました。でも表面上のキャラは変えられるんです。その時々の周りの環境や人で…。それも才能と言えなくもなく…。

 私は、知識もなければ、人脈もない。ただの主婦でした。

主人が亡くなってこれから仕事や育児、生計を立てていくにはどうしたらいいのだろうかと考えていきついた先に自分の中途半端な考え方をどちらにもシフトできる強みにしようと思いました。

答えのない無謀な旅立ちで頼りになるのは自分だけ。成功しようが失敗に終わろうが、たった一度の人生。

ただ子供が大きくなるまでは慎重にと思っていましたが、今から振り返ると結構無謀なことをしてきました。それは大目に見て勇敢に…。と置き換えることにします。

飛びぬけた能力がない分いろんな角度から物事を考えることが出来たように思います。また無知な分、怖さがありませんでした。

「過ぎたるは及ばざるがごとし」何事もほどほどにという意味です。

人によってその度合い、考えは違うと思います。この世に絶対はないのですから…。

一日の中で、仕事を頑張り過ぎた、または遊び過ぎた時はちょっと一息。

そんなこともバランスよくということかもしれません。

また人生の中でも、突っ走る時期も大切ですがゆっくり考える時期も必要です。大きな視野から陰と陽を考えて最後には真ん中あたりに着地できればいいと思っています。

調和のとれたという言葉は品格さえ感じます。品格のある人間に少しでも近づきたいなら中庸を身に着けること。それが最高の徳であるとは孔子の言葉です。

「そんな難しいことより、散歩の後はゆっくり昼寝!それもバランス」と言いたげなニケは今日も部屋のド真ん中でへそ天を決め込んでいます。

今日もいい日にしましょう!


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