癒された不思議 いい夢をみた
自宅以外で癒されるところはありますか?
森林浴など自然の中に身を置くと誰しもマイナスイオンの恩恵を受けることが出来ます。
庭の手入れをすること、子供と公園までの河原を歩くこと、自転車で川の土手を風に包まれて走ること、美味しいスイーツのカフェを見つけて友達と行くこと。温泉につかること。まだまだ…。
この世はなんて癒しのパラダイス。少し思い浮かべるだけでシャボン玉みたいに七色の珠が泳ぎます。
ずいぶん昔、たぶん絵葉書で見た瀬戸内海を西から東へと船に乗ってる夢を見たことがあります。向こうには低い山が連なって青い空に清潔なシャツみたいな白色の雲。
海の水面に波がしらを立てながら進む きっと観光船でしょうか。
ちょっと風に頬を撫でられてなんて気持ちがいいんでしょう。
波をのみこんで進む船のこもったザブーン ザブーンという音や同乗の人たちの快い笑い声。
でも夢なんです。
しばらくしたら岸の向こうから、大きな白いへびのようなもの、結構大きくて、神話の龍のようです。ゆっくりとこちらにやってきます。怖いというよりその美しい七色に輝く螺鈿の鱗に心を奪われてしばし見とれています。その目が瑠璃色であることが分かるくらいに近づいて体をよじらせて船と並んで泳ぎ出しました。確かに目が合いました!こちらを見ては、潜りまた浮いては瞬きなしの大きな瞳。
海の青さでその白いからだがますます際立っています。でも夢なんです。
船が岸について、ぞろぞろとこんなに人が乗っていたのかと思わせるくらい、並んで岸に上がっていきます。
そこで手を振る人がいました。私も同じように手を振った相手は学生時代の友達でした。彼女が乗っていたのをそれまで気が付きませんでした。
きっと偶然に居合わせたんだと思いました。
でも「久しぶり!」とは言わず「気持ちよかったねー」⁈
夢の中で癒されたのは初めてでした。もう何年も前の事なのにその時の潮風の香りや船に当たる波の音。鮮明に覚えています。
究極に癒された気がしたとたん目が覚めました。誰に言っても信じてもらえない。夢だからわかってもらえない。記憶だけが癒しどころになりました。
存在しない空間であるにもかかわらずそのことを思い出す。人肌のぬるま湯みたいに包んでくれる何とも不思議な体験でした。
もう一つの不思議な夢はまたの機会。聞いてください!
今日もいい日にしましょう!