仲人の仕事 婚活にも社会力
婚活にも社会力は必要!と最近感じることがあります。
お見合いから交際に入って相手が何を言いたいのかが分からない人がいます。やんわり断られているのにも気が付かない、自分の事ばかり話して相手はだんだんとこの人とは合わないなあというのを感じている場合もあります。
言葉のニュアンスとでもいいましょうか、日本語の難しいところですが…。
YES orNOをはっきり言わないとわからないとよく言いますがなかなか婚活では難しいことです。断るのは相手に悪いと物わかりのいい人になって決断ができない人もいます。その交際お断りを相手に伝えるのが仲人の仕事の一つです。
社会との関わりが多いといろんな人の考え方を聞くことになりますがそうでないと理解力の幅がとても狭くなります。
本人が決める前に家族の反対があったりどんどん進めたり、本人置いてけぼりの場合もあって自分の思いは後回しになってもそれでいいやーと思ってしまう人もいます。
まあ昭和まではそうでした。しかし今は令和。お見合いも変わってきました。形式は恋愛以上昔のお見合い未満の良いとこどり。身元が分かっているという安心感は従来のお見合いと一緒です。なので現代はなおさら自分の考えを持つ必要があります。
もちろん最初から結婚が前提での交際ですから、恋愛のようなドキドキワクワクは少ないかもしれません。あえて言えば結婚後にじっくり熟成する感じです。
人を見る目、一つの社会力が欠けているとお見合いで辛辣な質問をされても笑っている鈍感さはお見合い結婚では気をつけるべきです。相手が嫌がることを聞いて断ってくるように仕向けているのか、本当にひどい人なのか。どちらにしてもこれから先が思いやられます。
そういった意味では恋愛よりもシビアです。そこでアドバイスするのが私の仕事です。
「世間知らず!」昔はお見合いでは高い得点。でも時代は変わりました。
出会いがないと嘆く人の気持ちはよくわかりますが、じっとしているだけでは結婚の二文字は降りて来ません。
もしかしたら遥か遠い幼少期にたくさんの世界を見ていろんな人に会うという経験も関係してくるのかもしれません。
その人の考え癖を早く見つけて先に行ったり見守ったりとやりがいのある仕事です。
今日もいい日にしましょう!