仲人の仕事 世間体
いつも他人の目を気にしている人を見かけます。人からどう思われているのか、変に映っていないか?ひょっとして嫌われてるかも…
ひょっとしてほかの人と一緒に私の悪口を言っているのではないか…。これは年齢に関係なく気にする人がいます。ちょっと重症。
60歳を超えた知り合いは年に2,3回電話でいろんなことを相談してきます。もう生きてるのもしんどい(疲れたという関西弁です)と言う時期もあって電話の声でその時の彼女の状態が分かるほどです。
つい最近話す機会がありました。声が意外と元気!ちょっと安心しました。それは彼女へのということもありますが、暗い声の時の電話はかなり疲れるものです。
憂鬱だった一つは長年、歯医者さんと縁が切れなかったのですが、検査すると、噛み合わせの問題だったらしいのです。身体の病は心の病と言うのは合っているんだと今更ながら理解しました。
元気な人はやっぱり健康な人、体が調子がいいと気持ちも前向きになります。
二つ目はこの時期外出することが無くなって人の目を気にしなくなったこと。本を読んだり庭の手入れをする時間が増えてなんとなく気が楽になったそうです。いつも他人の目線を気にしていたのだとわかったそうです。
しかしそんなに他人は見ていませんし関心はないものです。一番関心があるのは自分だとなにかで読んだことがあります。
自信がなくて何をしてもうまくいかないのは○○のせいだと勝手に決めつけていたことがどうでも良くなったとも。愚痴の中にご主人が頻繁に登場していましたが、ご主人もほっとされたことでしょう。
また婚活の相手選びでも、友達に「もてないから婚活している」と思われたくない、内緒にしていたいという人が結構多くいます。結婚しましたと電撃的?に発表してみんなを驚かせたい。どこまでも自分が大好きで傷つきたくないということのようです。
どこかで友達に会っても恥ずかしくないような人でないと嫌だ。親友のA子の相手より学歴、身長、収入が上の人と、など相手への条件はすさまじいものがあります。親友はライバル!姉妹も同じです!
婚約指輪は姉よりも大きいのが夢!と言い放った女性がいました。
なんとなく悲しいと感じるのは私だけでしょうか?
世間体なんてもう死語と思っていましたが婚活する人の心の底にまだ生息している場合があります。
なのでそれが邪魔をして「どうせダメなんだろう。」という勝手なマイナス思考が生まれて止まらなくなってしまいます。
ここまでくると婚活どころかそれ以外のこともうまくいかなくなります。
さらに何のための結婚なのか?と言う疑問がわきます。
ですが、それに気が付くと不思議とお見合いの申し込みが舞い込んできます。
そんな悩める子羊たち。婚活を通じて確実におとなになっていくのを傍で見ることができる「仲人の仕事は楽しい」と思える今日この頃です。
今日もいい日にしましょう!