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リアルとフェイク

リアルとは現実、あるがまま、写実、本物とも言います。

反対にフェイクはパチモン!偽りモノ、偽造するなどネガティブな印象があります。

果たして本物とは何でしょうか?それを本物と信じていてもそうでない場合もあり、リアルであることがそんなに重要かと思える時があります。

  絵画 自分の部屋に飾りたいと願ってもそう簡単には名画は手に入りません。その価値にふさわしい場であるかというと一般ではそうもいかない。かえって場違いと言えるでしょう。

せいぜい美術雑誌から切り抜いて額に入れる。もちろん本物ではないのですから本来のオーラもなければ価値もありません。

ところが物は使いよう。部屋のインテリアとして調和がとれていていい雰囲気になるならそれもOKです。

  フェイクファーという本物に見せかける毛皮のコートや小物があります。

最近では動物愛護の点からもあえてフェイクを使う。パリコレでもこの手のものがトップデザイナーによって素敵な作品に作られるようになりました。別名エコファーというそうです。気軽にお洒落ができる点では○かもしれません。もちろん動物の被害が少なくなることは◎!

良くない、騙すという意味でフェイクが使われることもあります。フェイクニュースは虚偽の情報でつくられたニュースのことで、ネットでは誹謗中傷もあり混乱を招くこともあります。こちらはいただけません!一つの発信からのものだけを信じることなくいろんなところから情報を収集することが必要です。

本物だから安心、そうでなければ良くないことと捉えるのは基本大切ですが、その時その場でそれが役に立つものなのか高価な本物が今必要なのか、本物に見えて騙されていることもあることから考えて、まずは自分の情報力、本物を見る目、最後に使いこなせるものなのかを見極めることが必要です。もちろんブランドの偽物は問題外です。

私はできるだけ子供たちには本物を見せました。そのことは今でもよかったと思っています。なにも教えなくても本物が醸し出す不思議な力を感じることが出来ます。ミロのビーナス、サモトラケのニケ、モナリザそれらを見ていた二人の横顔は今も忘れられません。きっと何かを感じたはずです。

その知識や見る目が備わると、そうでないものもでもいいように使いこなせます。ブランドの力を借りなくてもよくなります。

また本物のすばらしさが分かります。比べるものがないとわかりにくいものですが、圧倒的に違う存在感を肌で感じることが出来ます。

最後は自分が本物の大人になる!唯一無二の存在になれたらいいですね!

今日はどんな本物に会えるか楽しみです。

今日もいい日にしましょう!






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