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自業自得

職場ではいろんな問題があります。何も大ごとにならなくともみんなの心の中にたまったわだかまりは、今にも爆発しそうになったり半分あきらめの境地になったりと複雑です。

そんな浮かばれない立場のエステティシャンからたまに相談を受けることがあります。

彼女はなかなか成績を上げることが出来ずに、ついつい同僚と自分を比べて、自分は損をしている。○○さんにばかり…。同じように頑張っているのに不公平だと愚痴っています。そのお客様に合わせて担当を決めるのがオーナーの方針なようです。

もう一人は何しろそつがない、本当は苦手なお客さんとの会話も笑顔で受ける余裕があります。言葉も丁寧で心得ているといったところでしょうか?
受けがいいようで指名も多いそうです。
若いのになかなかしたたかなのが、彼女にとっては鼻につくようでが…。

可愛い子ぶっているとか、ひいきがひどいとその子をターゲットにしてなにかと彼女のせいとなるのですが、周りはみんな分かっています。

一つは言葉使い。公私の区別がないのです。誰ににも同じような物言いで、怖いもの知らず。ずけずけと物言うさまははたから見ても、あまりいいようには見えません。少なくとも職場では取ってつけたようなではなくとも、最低のルール。特に顧客への受け答えは気を付けるべきでしょう。コミュニケーション能力の一つです。いくら最近はフランクな物言いが受け容れられてきたとはいえまだまだ接客業には向いていません。なにも大げさな使い方ではなく気持ちよく仕事をする秘訣でもあるかもしれません。

またお客さんはそれを気にしない人にはいいのですが嫌がる方からはクレームとしてオーナーに返ってきます。

誰しもとげとげしい言い方や振る舞いはこの人には任せられないとなります。ましてや癒されに来ている人にとっては雑音のように聞こえて静かにしてほしい!となります。

本当は世話好きでとても面倒見のいい人なのですが、その物言いでずいぶん損をしています。ムカッとする人もいるでしょう。

二つ目は妬み嫉みを他人に向けることです。なぜもう一人が大切にされているのかということは会社にっとっていい結果をもたらす人材であるということです。顧客を安心して任せられるかどうかはそんな些細なところからも見られています。

それに気が付くかどうか「腕があれば言葉使いなんか関係ないでしょ!」は大きな誤解です。

二つ目は気配りの仕方。同じように気を使ったとしても、それが大げさであったり、これみよがしのサービスはあまり好感を持たれません。

さりげなさということがとても大切、それは自然で、何のたくらみ?もないしぐさ。好感を持たれる要因です。

なぜあの人は仕事に恵まれているのか?そんな疑問が生まれたら相手の行動をよく観察するのも一つですが、さて自分はどうなのかと振り返ることも大切なようです。

ある時一人のお客さんがもう一人の「○○さんの声は聴いてるだけで癒されるわ!」と言っているのを聞いたそうです。大きなヒントとなったかどうか。

すべては相手への心配りがあれば解決すること。自分の振る舞いをわきまえるということも大切なようです。

今日もいい日にしましょう!


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