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仲人の仕事 いくつになっても

婚活している人の多くはアラフォー世代。男性はそろそろ50代も増えてきました。

ひとりで面接に来てしっかり話せる(当たり前!)
親は「あなたの選んだ人なら大賛成!」と言っているそうで、
「何しろ早く結婚してほしい。」と常々言われるそうです。

友達の一人に「なぜ結婚をせかすの?」と尋ねると「幸せになってほしいから。」
昭和の親たちはほとんどそう答えます。もう40歳だから!早く子供を産んでほしい。親からの願いです。そこに世間体も加わり…。

まだまだ口とは裏腹、子離れできていない親の多いこと。
「○○さんのところはみんな結婚して安心ね!」

同世代の私ですが、なんだか、気持ちがモヤモヤします。
「途中経過が知りたい。」とか「一度会って相談したい」と親から
連絡があることもしばしばあります。

みんなしっかりした優秀な親御さんたちです。
「自分のことは自分で!と小さなころから言ってきました。」
「如何して結婚できないんでしょう。」

親の考える適齢期。
私はそれぞれ適齢期は違うと思っています。そんな悠長なこと言ってたら子供が産めないから困る。

もちろん子供を授かる幸せは特別です。でも親に見せるためのものではありません。幸せの線上に孫を抱くことが出来たら嬉しいでしょうね。

わたしは早くに結婚しましたが4度の流産でほぼ諦めたとたんに長男が生まれました。義母に見せることはできませんでした。何軒もの大病院に連れられて行きました。その時のストレスはかなりありましたがそこは忍の一文字。それから解放されたとたんでした。

8年目にして生まれました。義母に少しの申し訳なさはありました。でも授かった赤子はその時生まれるべくしてこの世にやって来た。彼が選んだ人生の始まりだと思いました。

親のこうでなければ私の人生はおしまい!とまでいかなくても自分の思い通りの人生の設計図に子供を巻き込むことは不幸です。

長い目で見ることは親子でいる以上いくつになっても必要なことかもしれません。

ご本人はそんなに深刻なわけでもなくお正月「今年も心機一転、頑張ります。」とLINEが来ました。

私も毎日探しています。奨めても断ってきたり、申し込まれても乗り気がせずのお断り。
でも彼女の考え方も変わりつつあります。

まだまだ1年目。もう1年ではなくそっと見守ったあげてほしいものです。

仲人の仕事は親からの期待や願望から本人を守ることも一つかもしれません。

今日もいい日にしましょう!



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