視野は広く
いろんなタイプの人がいます。狭い日本で一緒に生きていくのですから、
意見の合わない人もいて、時にはイラっとする場合もあるようです。
我慢!我慢とその場を流してもまた次の機会にそれとは違う事柄でイラっとする。子供ではないので、顔で笑って心で泣いて…。
頻繁に会う人なら苦痛でしかなく、遠くからこちらに来ただけで、気が滅入るとある人が話されました。「おはようございます!」あいさつを交わして今日は朝からアンラッキーなと思うそうです。
相手はいたってにこやかでそんな思いを相手にさせているなんて露とも知らず…。ってとこらしく、それがまた。
彼女の中で負のスパイラルとなっています。
昔、テレビの「ウルトラQ」古くてわかりませんよね!最初の場面は、絵の具を上から垂らして出来たマーブルが最後はこの文字になる!
「昭和の特撮第一号。それみたい!だね。」と言ったら大笑いになりました。なんだかモヤモヤが心の中で渦巻いて最後には心の叫び!
「古すぎ~!でも気持ち分かる!」「そんな人は何を言っても無理だと思う。」「あまり関わらない方が…。」自分たちもそこそこ同じような経験があるのか出てくる出てくる。
相手は社会経験も少なく年を重ねた50代半ばの女性です。人間関係もそんなに複雑ではなさそうです。いたって平穏に暮らしていたようです。いつも微笑んでいますが、あんまり人の話を聞いていないような…。
男性は「上品な人!」と言う評価。一緒に仕事するとその鈍感さに面食らって注意するとなるのですが、彼女は注意されたと傷ついて内容は上の空だそうです。そんな彼女をはれ物に触るみたいな扱いも同僚女性は見ています。
今度は矛先が上司に!ややこしい小さな世界。職場です。
「解決策あるのかなあ?」「一度痛い目にあった方が…。」いつもそこで打ち切りとなるそうです。
それぞれが自分の前の木しか見ていないのかもしれません。その木は青々とした葉っぱが茂る大きな木なのか、ひょろひょろと今にも倒れそうな立ち姿なのか。もう少し上から見ると周りの木が数本見えてきます。それは自分の見ていたのとはまた違う。
もう少し上から見ようということになって、すると、なんと森が広がっています。ひょろいのは目立たなくてよく見るといろんな葉っぱの形、色の違う姿です。空はぐんと大きく広くなって空気も上がった分美味しいような…。
たとえはピント外れかもしれませんが誰が正しい、間違っているというのではないようです。
お互いを認め合うだけでいいと思うのですが、感情の深入りは良かれと思ってしたことを裏切る羽目になることもしばしば。
時々思い出して、空を見上げることにすれば少しは元気になるかもしれません。
今日もいい日にしましょう!