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人間力

この言葉、最近よく聞きます。
先日熟年男女で飲み会をしました。ひさしぶりに集合。
早速乾杯!やっと夏から解放されて夕暮れは店の灯りが恋しくなったのか、水曜日なのに、どの店も満員状態。花金でもないのにと昭和のおじさん、おばさんは驚いていました。

話は職場の事から日常生活で関わりのあるものまで支離滅裂なようで、
そのややこしい人間関係においてはいかなる事態、環境であってもそれぞれの人間力がものを言うよね!と言う共通意識に…。どんなに優秀な大学を出ていても、知識が豊富でマニュアル通りに仕事が出来ても、成果につながらないのは、はて?

ある男性は営業マン。そんなにできる?風でもないと言ったら失礼ですが、成績はいつもトップクラス。でも数字を追うだけの仕事ではなくてそこに何かがあるらしいのです。

立て板に水のような流ちょうな話しぶりでもなく、どちらかと言うと小さめの声。でもいつの間にか相手の垣根を外してしまう魅力があるようです。

飲み会に参加したその彼の上司はなんといっても最後は人間力。いろんな積み重ねで物事は動くということを感じたそうです。

一つの技術や知識は仕事上絶対必要ですがそれだけではということなんでしょう。最初は期待されていてもやがて頭打ちになるのはそんな人としての[ちから]が備わっているかどうか?のようです。

上司になっての愚痴は皆ほぼ同じ。注意すると「その言い方が嫌です!」とか「全く仕事は二の次で響かない!」「ため口で横柄な態度はどうにかならないものか?」と出るは出るは…。

でも後輩の人たちにも言い分があるでしょう。時代が違う!と言う言葉は簡単にあしらう便利な言葉ですが、変わらないといけない昭和時代の人間と変えてはいけないこともあると理解する新時代の人間。

交わらないから面白い!驚きをもって接すると案外自分に無かったものがみえてくるかもしれません。

桜の木も所々赤く染まってやっと秋。
ニケの足取りは日に日に軽やかになってきています。
今日もいい日にしましょう!



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