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食後には珈琲?日本茶?それとも。
口直しではありませんが、食後の珈琲のおいしさは格別です。
それは和食であっても、中華でも。
珈琲好きの一家と甘いもの好きの一家の結婚は食生活はどれも驚くことばかりでした。こんな甘ったるいのは気持ち悪いとは口には出せませんが何にでも砂糖を入れる婚家先でした。
珈琲を飲むのもたっぷりな砂糖を入れて同じぐらいクリームも。
もちろん喫茶店に入ればコーヒーよりプリンアラモード。
我が家ではほとんど祖父も父も甘いものは食べなかったので義父や主人が美味しそうにほうばる姿に違和感さえありました。
料理もしかり。必ず味付けに砂糖が加わります。それは隠し味と言う程度のものではなくてたっぷり。
「あまったるいのはきらい!」と言っていた母も私の話を聞いて家それぞれにそのうちの味があるからねえと軌道修正となりました。
しばらくは甘あまのカフェオレとブラック珈琲の朝食となりました。
ひょんなことで主人が脱サラ。喫茶店を開業することになり、真面目に?コーヒーの勉強を二人でしました。毎日のように、神戸、大阪、京都。遠くは東京の喫茶店を飲み歩き!
あそこの軽いのがいいだの濃くて珈琲らしい味のがいい.
二人の思考があまりにも違うので看板の味がなかなか決まりませんでした。
お互い違う喫茶学校に通って、夜はその勉強会。
やっと「この味いいねえ。」と意見が同じになったのが、店のブレンドコーヒーになりました。
あんなに珈琲が苦手だった主人も味わうことの楽しさを分かったころから
一層励みました。
二年後めでたく開店の運びとなりました。
それから毎日コーヒーとの生活が始まりました。
日本茶を飲むより珈琲。それが日本食であっても…。
そんな中で育った子供たちも珈琲好きになりました。
以前聞いたことがあります。その人は気持ちをシャキッとしたいときは濃い目の紅茶。ゆったりとまどろみたいときはブラックコーヒーを入れるそうです。
なんだか反対のようですが、今となっては納得できます。
珈琲は眠気を妨げるのではなくリラックスできる飲み物であると…。
寝る前のそれはかえって目が冴えるという人もいてどちらか正解なのかはわかりません。医学的には答えが出ていても、その人なりの付き合い方があるようです。
私は疲れた時や朝はやっぱり珈琲タイム。
これは癒しもしゃっきと気を引き締めるにも私にとっては両方の効果をもたらしてくれるありがたい飲み物です。
夕食の準備前ちょっと一服の珈琲はさてどんな効果があるのでしょうか?
今日もいい日にしましょう!