仲人の仕事 昭和のかかあ天下
かかあ天下は幸せな家庭を作ると言われています。
意外にも度胸のあるのは女性です。
偉そうにしていても最後は決められず機嫌が悪くなるのは男性側。
引っ込みがつかなくて理不尽なことを言うと世の先輩奥様方は口をそろえて言います。
財布を握っているのは旦那様でももらった生活費をやりくりしてリッチなランチをママ友とするのは当たり前です。
旦那様は、安いお昼ご飯で我慢しているようですが…。
何においても女性はしたたか。子供ができて母になるとあんなにしおらしかった娘さんも身も心も一回り大きくなって、カルガモのお母さんのように子供を引き連れています。
私の周りも三人の子持ちが増えました。この住みにくいと言われている現代にあっぱれです。それぞれママたちが協力して衣類をあげたりベビーカーや食事用のチェアーを届けたりとなかなか合理的で、賢い子育てをしているなあと感心します。
かと言って、子育てに没頭するだけではなくて子供と一緒に楽しむことも得意のようです。
また巷ではベビーカーOKのカフェやレストランが増えました。SNSで拡散すると情報はあっという間に広がります。
少し前なら、子供が大きくなるまで、外出はなかなかできませんでした。
ましてや義母が同居となると…。
昭和時代は義母の家庭内での権力は絶大でした。何も偉そうにしているというのではなく、口も出すけどよく働く。いろんなこと特に家事に対しては一本筋が通っていてそれが今から思うと正しい、そうでない、にかかわらずその家の風習みたいになっていました。
だから結婚したら婚家のやり方、例えば料理の味付けや掃除の仕方、洗濯物のたたみ方。いろんなことを教えられました。今から思うとトップ オブ ザ○○家は家長ではなくその妻。主人に従っているように見えてなかなかの采配ぶりでした。それがまたうまくいくと言われていました。
なのになぜ人口は減少しているのでしょう。答えは結婚しない男女が増えたからです。
最近は二分化がさらにはっきりしてきました。
婚活中の男女は、お見合いであっても恋愛したいと淡い夢を持っています。
恋愛対象を探すのでなかなか見つかりません。
何度か書きましたが結婚と恋愛は別物。
女性は安定した収入の男性をハード面で一番の条件としてあげます。
ソフト面はそんなにこだわりがなくて、一緒にいても邪魔?にならないのがいいとも。全く失礼なことを言うとお叱りを受けそうですが、「俺についてこい!」はもはや化石となりつつあります。
男性は外見重視の方が多いですが、私は度胸のある芯の強い女性がしっかりと家庭を守る女神になるように思うのですが、いかがでしょうか?
幸せな家庭は幸せな子供を育みます。昨今子供が親によって悲惨な思いをすることも増えてきました。
そんな事件を少しでも減らすためにしっかりしたお母さんがいる家庭がもっと増えていってもらいたいと切実に思っています。かかあ天下万歳!
そんな相手を選ぶ男性は重大な役割を担っています。
今日もいい日にしましょう!