仲人の仕事 趣味は同じがいい?
お見合いの申し込みが来て、だいたいの条件をクリアーしても趣味が合わないからと受託しないのは有りかなしか。
同じ趣味なら結婚後も一緒に楽しめてよさそうと思うのは、まだまだ「白馬の王子」を探していた名残かもしれません。その夢から覚めても現実はそんなに甘くありません。
結婚している現役に聞くと、のっけから「同じ趣味を楽しむなんて結婚前ならいざ知らず、今はそれぞれ違う楽しみをもってお互い自由の時間を楽しんだほうが断然いい。、その方が楽しい‼」と答えます。
長年一緒にいるとたまには家事も、そして主人にも開放されたいと思うようです。
母親が自分の経験で話しても婚活中の娘は受け付けません。「それはあの!お父さんだからでしょ!私はいつも一緒にいて楽しい人と結婚したい。」と父親のせいにします。
恋愛中の時はそれはそれは楽しいでしょう。同じ趣味を一緒に楽しむことはこの人が理想の相手だと思える一つかもしれません。
しかし結婚して、同じ屋根の下で暮らすようになると素の自分が出てきます。考えの違いや料理の味付け、いろんなことで自分が育った環境との違いを痛感します。それは自然なことですがそんなこと恋愛中には想像できません。いつまでもときめいていたいと思っています。今の熟年主婦でもそうでした。
母親も娘時代、休日母親をほったらかしてゴルフや釣りに行く好き勝手なことばかりの父親に憤慨たこともあったようです。
そんなことなら結婚しなければよかったのにと思ったそうですが、いざ自分がその立場になると、出て行ってくれてホッとするとはほとんどの意見です。そんなものです結婚って。
違う人間がこれから先一緒に人生を歩むのですから見えていることはほとんどどうでもいいことです。
婚活では相手の何処を観るか?それはほぼ直感かもしれません。
将来一緒にいる姿が想像できるかどうかです。
あまり期待を持たない方が先々うまくいくとは結婚50年目の友人の意見です。
来年こそはと思っている婚活中の会員にもそんな話をしています。
さて彼女はどのくらい受け入れてくれたでしょうか?
今日もいい日にしましょう!