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【2024】10月に読んで面白かった漫画10選!

秋を感じることなく11月です🍁
古本も含めて先月120冊以上漫画を買ってしまったんですよね( ˊᵕˋ ;)11月は少し控えたいところ....
てなわけで10月に読んで面白かった漫画はこちら!


今月も続刊の新刊がやたらと多い.....
発売周期が一斉に被る月ってありますよね笑
それでは個別いきます!


ガラクシアス(1)

新人漫画賞を受賞した大型新人が満を持して放つ、冒険バトルファンタジー。読切のあの完成度から更に洗練された感じがありますね。感動、興奮、ロマン、少年心を擽る要素全てが詰まってます。これといった新鮮さは無いが、冒険の始まりは何時だって胸が踊るもの。これからに大いに期待、売れる匂いがプンプンします。



アマチュアビジランテ(1)

近年殺し屋の漫画が多いですが、彼はプロでは無く「天才的な素人」 という一味違った面白さがありますね。狂気的でありながら人情を持ち合わせている主人公に好感が持てます。今後「素人」対「本物」の戦闘が予想されますが、彼の終着点は何処にあるのか? 期待と不安が募ります。



変な絵(1)

奇妙な絵に隠された謎を追うスケッチミステリー。『変な家』同様、ホラーとはまた違った怖さがありますね。小さな違和感から物語が展開していく様が、突飛ながらも引き込まれました。
これはオムニバス形式で謎が繋がっていく構成なのだろうか?いやはや、次巻が気になります。


炭鉱ドワーフめしをくう。

探鉱者であるドワーフが、おいしい飯を食べるため、今日も命を懸け日銭を稼ぐ。土を食っても数日は持つ彼女が、グルメに目覚める様が何とも可愛い。登場人物全員が優しい世界、読んでいるだけで心が洗われます。続編の制作も決定したようです、やったー!




ビバリウムで朝食を(3)

前巻の衝撃的な真実の余韻が残る中、未知で不思議な夏休みが再び始まる。七不思議巡りをしていく中で、伏線が回収されていく軽快さ。メタ要素が邪魔にならない匙加減。ストーリーテラーと言わしめる卓越した構成力。どれをとっても抜群に巧い。バケルくんの変身人形が登場したりと、藤子不二雄作品のオマージュ&リスペクトも相変わらず垣間見せてくる。あのシルエット、パーマンだよな....今巻で完結かと思われましたが、もう少し続くようで嬉しいです(^^)


どく・どく・もり・もり(3)

ニンゲンの死体探しの旅中で出逢う悲劇と絶望。
数日で溶けて死ぬヒトヨタケ。「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ」正にハムレットの名台詞を想起させられる内容で、深く死生観について考えさせられましたね。読むとキノコに少し詳しくなります笑



君と宇宙を歩くために(3)

「知識」が足りないことを恥じる小林くんが、知ることに意味を見出す様が良いですね。 彼が"知る"ことで、こちらまで"気づき"が得られます。彼に感化された美川くんが何か変わろうとする姿にもグッときました。宇宙を通じて成長していくってのも、これまた神秘的で美しいのよね。個人的に先生の「人間がいる意味なんて、なくてもいいんじゃない」って言葉が心に響いて仕方がなかった。



女の園の星(4)

出ました最新刊!夏休みに入っても星先生は相変わらず出勤。見知らぬ子、私服で遊びに来る生徒、校外では父兄と偶然出会ったり…何てことない日常に笑いが溢れ、特別で愛おしい夏休みが始まります。イベントがない中でのこの面白さ、絶対的安定感。卒アル写真での異質な並びには声を出して笑いましたよ。嗚呼、この夏休みに浸っていたい.....



劇光仮面(6)

べーアサーダ=真理りまという固定観念に完全に騙された。被害者である彼女を捕食せんとする男の名は百目舌郎。これがまた狂気的な変態性に満ちた怪人(称賛)。特美研同士たちは犯人が捕まった安堵よりも、闘うことへの渇望の方が強く感じます。それが今後叶う展開になるわけですが、実銃まで登場しましたよ。これが吉と出るか凶と出るのか.....面白いな。



ラーメン赤猫(9)

祝連載100回、珍しく屋外でのお話も収録。
文蔵のレアな寝姿に癒され、推しであるサブのギョウザの手捌きは最早カタルシス笑
新キャラもちらっと登場しましたが、ジュエルがホストクラブ開業で居なくなるとか辞めてくれよ。そしてみきさんの火傷の秘話が良すぎた。この安定感、揺るぎない。
アニメも全部観ましたが、なかなかに良かったですよ。アニメ第2期、待ってます!



とまあ10月はこんな感じですかね。
新刊発売の合間は相も変わらずマニアックな漫画ばかり読んでます。

・黄色い本
・ミラーボール・フラッシング・マジック
・犬を飼う …そして猫を飼う
・strawberry shortcakes
・脂肪という名の服を着て
・坂道のアポロン
・高台家の人々
・金の国 水の国
・25時のバカンス
・呼び出し一
・おはよう楽園くん
・2週間のアバンチュール
・コペルニクスの呼吸
・Jの総て
・ばら色の頬のころ
・鶏肉倶楽部
・ウツボラ
・さよなら みどりちゃん
・タラチネ
・大王
・さよーならみなさん
・ごっこ
・空談師    etc.

中村明日美子さんに最近どハマりしてまして笑
著者の作品だけで今月15冊以上は読んだかな。
特に面白かったのはこちらの3つですかね、全部好きなんですが.....


『黄色い本』も今さらながらに読了しました。
この空気感は高野文子さんでしか描けないですよね。類稀な魅力を放つ短編集、つい噛み締めながら読んでしまいました。



黒田硫黄さんの初期短編集『大王』も好きでしたね。駄作もありますが「あさがお」は紛れもなく傑作です。



そうそう、小玉ユキさんの『坂道のアポロン』も全巻読みましたよ!ジャズを通じて生まれる友情・恋情を描いた青春群像劇。あまりにも良すぎたな。少女漫画もちょいちょい読むことにしよう。


急に寒くなったり暑くなったりと、寒暖差で体調を崩さないように気をつけましょうね。

それでは良き漫画ライフを!


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