子どもの謎な行動
娘が幼稚園の頃のお話です。
年中さん(4才)の時の懇談で、担任の先生から驚く話を聞きました。
幼稚園で遊んでいる時に、うちの子はだいたい一人でいることが多い
と聞いたのです。
私には意外でした。
毎日、全く嫌がらず楽しそうに幼稚園に行ってるのにな・・・
先生が
「一緒に遊ぼう、こっちにおいでよ」と声をかけても
「今、お団子を作っているからいい」とか
「今、絵本を読んでいるからいい」と言って、遊びの輪に入って来ようと
しないとのことでした。
でも、先生曰く
「ひとりで遊んでいるのが“さみしそう”ではなく、すごく“楽しそう”
なのですよ。」
「とても集中力があり工夫して遊んでいますね。」と。
その当時はあやとりが流行っていて、家では「ママ、あやとりの紐を 作って」とか言ってたので、てっきりみんなで遊んでいると思って いました。
私はせっかく幼稚園に行ってるのに、何故お友達と遊ばないで一人で遊んでいるのか心配になりましたが、先生の言葉を聞いて様子をみようと思いました。
あのとき無理矢理みんなと同じ遊びをさせようとしなかった、寛容な先生に担当していただいたことは今でも感謝しています。
私も子供なりに理由があると思ったので静観しました。
それから程なくして、先生からお友達と遊ぶことも増えたと聞き
安心しました。
娘の謎な行動は今でも謎のままですが、成長の過程ではいろんな時期が
ある、問い詰めないで静観することも大切だと感じた出来事でした。