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なぜ誓わないといけないのか。
先日結婚記念日を迎えてまだ式も何も挙げていないことを思い誓うことだけでもやろうと便箋を妻に買ってきてもらい誓いを文章としてしたためることになりました。
壮大な場所でやりたいという理由で三重まで足を運んだわけですが場所に興奮し過ぎた結果書くの忘れるとというアホさ加減で。
忘れたというのもあったんですが何を何に誓えばいいのかが曖昧で結論を出すのに時間がかかってしまったのはあります。
多分便箋を前にしても書けなかったと思うわけで。
やっと少し纏まってきてる感が出てきました。
誓い超ムズイ。
誓いとは?
①神仏などある対象への信仰
②何かを成し遂げようと約束すること。
③すべての生命を救おうとする仏の願い。
①神仏などある対象への信仰
→神仏信仰はない
では何への信仰?
→自分自身への信仰
信仰とは?
→信じること
信じるとは?
→真実だと思うこと
真実とは?
→事実の解釈
事実とは?
→実際に起こったこと
起こるとは?
→状態が生じること
状態とは?
→時間とともに変化する様
何で変化した?
→小学生の頃にバスケを教えてくれた高校生、中学の顧問の横山先生、高校のバスケ部、家具屋時代の黒田さん、家族、ガウディ、松岡さん、独立、裕子、講師業、甲斐さん、あみちゃん、村松さん、南くん、入籍、施主
どう変化した?
↓
・圧倒的な力の差の面白さ
・緊張と統率の理解
・不完全の面白さ
・カリスマの認知
・間や創造の面白さと価値観という概念
・知識を得るということの面白さ
・依存という概念
・建築への興味
・勇気と投げやり
・センスや感覚
・正義感と悪意
・成長を見るということ
・仁義
・偽りじゃない愛情
・センスの深掘り
・情熱やパッション
・コミュニティの認知
・形式の意味
・原点を考えるということ
この変化を自分と捉えることができる。
②何かを成し遂げようと約束すること。
何を成し遂げる?
↓
・明日死んでも良い状態の継続
・あと100年生きてしまうかも知れないことへの想定
・日本中世界中の各地に茶や酒を飲み語ることができる友達を作る
・日本の空き家を無くす
③すべての生命を救おうとする仏の願い。
→すべての命を救おうとは思っていない。
つまり
・明日死んでも良い状態の継続
・あと100年生きてしまうかも知れないことへの想定
・日本や世界で各地に茶や酒を飲み語ることができる友達を作る
・日本の空き家を無くす
これらを「自分」に対して誓うわけで
これが自身への「誓い」なわけで。
誓いはもっとイージーなプロセスだと思ってたんですが
なかなかに時間がかかりました。
結局のところこのプロセスは「お前は何のために生きるのか」みたいな問いかけなんだと思うんですが
この長いプロセスを「誓い」という単語に納めた人類の言葉の巧みさ超ヤバいしこのプロセスを行う価値はすごく高くて。
本質的には生きることに意味なんてないことを前提にした時に
我々はそれでも生きる意味を見出さないと人間性が失われていくわけで。
逆に言うとそれは幸福感とも言えるわけですね。
僕は酒でした。
とはいえみんな結婚式とかで誓うというプロセスを超えてると思うとマジすげーなってなってます今。
これでやっと妻の誓約を知る姿勢と妻との誓約に進むことができそうです。