2月13日/目の前の現象に目を奪われるだけでなく、その内界にも関心を向ける時期
"そののち、子どもが次々と起こる
歯の抜け替わりを通過し、
親からもらった歯に替わって、
生命を受けたもっとも初期の頃から作り上げてきた歯が
姿を現す頃になりますと、
子どもの生の全体に関しまして、
子どもがもはや単なる感覚器官ではなく、
一つ一つの外的な感覚的印象よりは
もっと心意的なものに身を向けているのだということを
示す現象が現れてまいります。
これはちょうど子どもにとりまして
小学校の時期にあたるのですが、
このころ子どもは、
単に周囲の世界から自分が観察したものを吸収するのみではなく、
その観察のなかに内在するものを受けとるようになります。
自分を教育し授業を授ける環境世界に向かい合ったときに、
頼りきって、それに抱かれて生きることのできる
「権威」を、もっとも大切な要素として
生きなければならない時期が、
ここに始まるのです。"
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