1月8日/人間は鉱物界を感覚で知覚する
"感覚的に観察してみると、
人間を取り巻く世界は
異なった四つの領域、すなわち
鉱物的領域・植物的領域・動物的領域・人間的領域
によって構成されていることがわかります。
人間は鉱物の領域を感覚によって知覚し、
思考を通して概念的にとらえます。
鉱物的な物体について思考するとき、
私たちは「感覚的な事物」と「思考」という、
二とおりの事柄と関わりあいます。
・
・
・
たとえば鉱物的な存在は、
別の鉱物的な存在に突き当たると、
それを動かします。
あるいはこの鉱物的な存在は
別の鉱物的な存在をあたためたり、
照らし出したり、溶解させたりします。
私たちは外界に現れる鉱物的な存在の
作用にしかたについて、
思考に基づいて
言葉で言い表すことができます。
私たちは、
鉱物的な事物は外界の法則に従いながら
どのようにして作用しあうか、
ということについて思考を形成します。
このようにして
私たちの個々の思考は、
鉱物界全体の思考イメージへと拡大していきます。"
<<神智学>>
いいなと思ったら応援しよう!
子どもたちの教育やサポート、すべての人が「自分らしく輝ける」社会の未来を描けるよう、活動していく資金とさせていただきます。