見出し画像

"前者、つまり楽観主義の代表者としては、
シャフツベリとライプニッツ、
後者、つまり悲観主義の代表者としては、
ショーペンハウアーと エドゥアルト・フォン・ハルトマンが
あげられる。

ライプニッツは世界を存在し得る
最善のものであると考えている。

もっと良い世界などあり得ない。

なぜなら神は善良であり、
賢明なのだから。

善なる神は世界を最も良いものに
創り上げようと欲している。



この観点から出発する人は、
世界のために最も役立つようになるには、
どうすればよいかを示すことができよう。

人間は神意を受け、
それに従って行動しようとだけしなければならない。

神が世界と人類とから
何を期待しているのかを知るとき、
人は正しい行いができるであろう。

そして他人の行った善に
自分の善を付け加えることを
幸せと感じるであろう。

したがって楽観主義の立場からいえば、
人生は生きるに価する。

人生は共に働く喜びを教えてくれるに違いない。"

                  <<自由の哲学>>




子どもたちの教育やサポート、すべての人が「自分らしく輝ける」社会の未来を描けるよう、活動していく資金とさせていただきます。